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翻訳作業の苦闘と、切り分け
スーパー少女のりんちゃんでも、習ってもいない図面作成はできません
秤や定規の調達も無理ですね
そこはきっちり、徳内さんが捌いてくれました
代官所の一画を区切った翻訳用の部屋
設計図と説明書を開いて、滝川先生とりんが困っている
そこに徳内が入ってくる
「何、困っているんだい。」
「先ず、この図に直接書き込む訳にはいかない。」
「説明書の方の絵は、後で別に奉行所で絵師に頼んでも良いが、図面となるとそうはいかん。」
りん、黙って自分の模写した図を見せる
お絵描きとしては上手だが、図としては使えない
とりあえずは、作業は進められるが、奉行所の求めているのは、和語に訳された設計図
「次に単位をどうするのか。」
「村で利用する分には、矢度、封土で良いがこれでは一々説明が必要だ。」
「第一、村には英国の秤も尺もない。」
徳内しばらく考えこむ
ニヤリと笑って
「説明図と秤の件は、奉行所に投げ返す。」
「長さと重さ、寸と尺はいつも使うのと違う文字は無いかい。」
滝川先生、しばらく上を向いて考える
「こんな書き方がある。」
書いた文字は、吋と听
「じゃあ、それで進めてくれ。」
「秤や尺の現物は、請け負っちゃいない。」
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