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徳内と青島の昇進 徳内の昇進後の初仕事

徳内も青島も昇進しましたが、幕府から見たら微禄のままです

しかし、徳内は早速蝦夷地の視察に向かいました

元々冒険家の面も、持ち合わせていましたからね

予想外の昇進人事が行われた

徳内が蝦夷地全体のアイヌ慰撫担当に任命された

青島は徳内村と石狩開拓村の差配を兼任する事になった事だ

二人の実力が、認められた結果と言える

とは言え、二人とも微禄の身に変わりはなかった

責任だけを重くした、蝦夷地奉行もなかなかの策士だった


徳内昇進(?)後の初任務は、道東・道北のアイヌの慰撫と資源調査だった

留守の間の村の仕事は、ふでが代行して青島が補佐する形になった


徳内はまずは釧路を目指した

箱館から釧路までの陸路は。整備されていないため

船での旅だった

「海岸沿いに歩いていては、時間がかかり過ぎる。」

「峠越えの道を整備する必要があるな。」


徳内の船中での思いが、現実になるにはまだ先の話だった


釧路で、幸太郎から周辺の情報を聞き込んだ

アイヌと幸太郎たちの関係は概ね問題はなかった


行く先々のアイヌに訪問の目的っを告げ、協力を依頼した

釧路の改善点としては、炭鉱から港までの道路整備

港自体の改修、拡大が必要な事を確認した


煉瓦が釧路周辺で焼けないか、調査する事になった

蝦夷地奉行に、書状で技術者(豊治と春次)の派遣を願った


準備をしている内に、夏に出発した一行だが

秋も深まり、雪が降ってきた

整備されていない街道を、根室を目指して出発するのは無謀だった

船で、根室に渡っても冬の間の調査はほぼ不可能だ

そこで、釧路で越冬する事となった


冬の間、晴れ間には測量を繰り返し

外に出られぬ日は、釧路の地誌を書く事に費やした


一面銀世界になった釧路の平野を見て

「避難小屋さえ整備できたら、寧ろ冬の方が移動し易いかもしれん。」


どちらにせよ、避難小屋は必要なので、街道整備に先駆け避難小屋の設置が翌春から始まった


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