第111話
ティアマト編第4話。
突然轟音が響いた事で、発生源に駆け付けたエミリア達が見たのは、異様な雰囲気を漂わせて、不敵な笑みを浮かべるマヤと、立ち竦んでいるウェインであった。
「ウェイン!一体何が起きたのですか!?彼女は一体どうしたのですか!?」
「…実は彼女、ティアマトの依代だったみたいで、ティアマトの魂が入り込んだみたいです」
「まさか、そんな…!?」
「何かおかしいと思ったら、これが狙いだったのか…!」
「さっき貴方達が倒した私は、仮で作った肉体で、あれで貴方達の注意を集めたのよ。あれだけ大仰な姿で登場して見せれば、絶対に油断して結界を解いてくれる筈だから。お陰でこうして、この器に魂を宿して受肉する事が出来たわ」
「マヤさんは…!?マヤさんはどうなったんだ!?」
「消えたわ、あの器の魂は」
「そんな…!?」
「ウェイン、貴方も割り切りなさい!ティアマトを倒さねば、世界は滅ぶのですよ!」
「あら、今の私をさっきと同じと思わない事ね。さっきの私の力はほんの2割程度。こうして受肉した今の私なら、こんな事だって出来る!」
そう言ってティアマトが手を掲げると、島全体の風の結果が消え、島の浮力が消失して落下。
そしてルーミシア島付近の海に大きな波を立てながら着水した。
当然、その光景は島の方でも確認されていた。
「何だ、あの島!?」
「もしかして、例の島なんじゃあ!?」
「手を緩めるな!まだあちこちから怪物が襲って来てるんだぞ!」
ティアマトのやろうとしていた事に気づいたアラタの号令を受けた島の者達も近くに捕まり、落下の勢いで飛ばされるのを回避。
そしてエミリア達も、周囲の光景を見て驚いていた。
「あれは、ルーミシア島!?」
「まさか此処まで一気に落とされるだなんて!?」
「何て事を…!」
「私はこれから準備を始めるから、貴方達もあの島に行ってなさい」
「ふざけるな!マヤさんを返せ!」
「ウェイン!」
ウェインが駆け出しだ途端、ティアマトが手を振るい、島にいた人々をルーミシア島の海岸まで飛ばす。
その後、島は黒い結界に覆われる事となった。
「まさかティアマトの奴、籠城に持ち込んだのか…!?」
「エミリア!」
と、そこに怪物達を倒したアルベルト達が駆けつけて来た。
「無事か!?一体何があった!?」
「ティアマトが人間の身体を得る形で復活したんです!」
「何だと!?」
「詳しい話は、あの島の住民達を安全な場所へ避難させてからします!」
その言葉と共に、エミリア達も里の人間達を避難場所へ運び出す。
その場で呆けているウェインを、ジルティナが引っ叩いて意識を戻す。
「ウェイン、今は目の前の事をやりなさい!」
「は、はい!」
そしてウェインも運ぶのを手伝っていく。
夕方、避難場所の人々の手当を終えたエミリア達は、仮設された会議室で話をしていた。
「成程。事態は把握した。しかし、どうする?ティアマトを討たない限り、この状況は治まらないぞ?」
「さて、どうするか…」
「それでしたら、私、あの結界を何とか出来ますよ?」
と、皆一斉にゼシカの方に目を向ける。
「ゼシカ王女、それは一体…?」
「忘れたのですか、フィルビア王国は元々魔導研究国家だと言う事を?相手は神だろうと、あれは魔力で作られた結界。なら、私の方でも解析が出来る筈です」
「あの結界を解除するにはどれくらい掛かる?」
「そうですねぇ…。3時間は必要かと」
「なら、私も手伝うわ。魔女の力もあれば、1時間まで短縮出来るでしょう?」
と、シェーラも挙手して助力を申し出る。
「それなら行けそうですわね。お願いします、シェーラさん」
「なら、結界が解けたら、こちらも投入出来る分だけの戦力で島に乗り込むぞ。神を相手にするんだ。卑怯だの何だのと言ってられない。負けたら世界が滅ぶんだ。準備が出来次第、島に乗り込む。絶対に世界を守り抜くぞ!」
『はい!』
ゼシカとシェーラが結界の解析をしている中、ウェインは1人海岸で佇んでいた。
そんなウェインにヴァーリが声を掛ける。
「どうした、こんな所で?」
「あぁ、マヤさんの事を考えていてな。俺、どうやらあの人に気があったみたいでさ。実際にあの人の話を聞いて、この人も俺と同じなんだなって思ったんだ。それで俺、あの人を"天の笛"に誘ってみたんだけど、まさかこんな事になるだなんて。俺、初めてだったのにな…。こんな気持ちになるだなんて…。それなのにこんな…!」
と、静かに涙を流すウェインの胸倉をヴァーリが掴んで顔を近づける。
「だったら、お前も抗って見せろよ!惚れた女の為を思ってるなら、必死に抵抗して見せろよ!最後の最後まで必死にあがいて、もがいて、手を伸ばして、その手を掴んで見せろよ!その上でせめて、彼女の魂だけでも救って見せろよ!それが惚れた女の為になる筈だろうが!」
「ヴァーリ…。あぁ、俺も最後まで抗って見せるよ!」
「どうやら、決意は固まったみたいですね」
と、決意に満ちたウェインの前にジルティナが歩み寄ってくる。
「隊長…?」
「ティアマトの受肉について、ラフィニアと話し合っていたんです。そしたら、まだマヤの魂は生きている筈だと言われました。貴方の声で彼女が起きれば、抵抗してくれる筈です。ウェイン、やってくれますか?」
「…はい!」
そう言ったウェインも戦線に加わる準備に入るのであった。
太陽が沈み、空が闇に覆われた頃、船の上で準備を済ませた一同は突入準備に入っていた。
「こちらでも結果を解析してみたけど、やっぱり神の作った物。かなりの精度だわ」
「結界に穴を開けられるのは3分。その間に皆さんも侵入をお願いします」
「こちらもあまり時間を掛けられない。それにここで俺達が負けたら世界は終わりだ。結界の中に入ったらその場での一発勝負!そして負けたら死を意味する!全員、この場で一気に勝負を決めるぞ!」
『了解!』
「今から結界に穴を開けます!全員、突入準備を!」
そう言ってゼシカはシェーラと共に結界に半径1kmの穴を開ける。
それを見たエミリア、アラタ、カイト、ハルトマリー、スバル、レオニー、アルベルト、アルフォード、シャーリー、ネム、ゼシカ、デューク、ゼイン、レシアン、ジルティナ、ケール、ヴァーリ、ファム、ウェイン、レーナ、ベアトリス、ミオが船から跳んで結界の中に侵入、その後に結界の穴も閉じる。
侵入して来た一同に気づいたティアマトも不敵な笑みを浮かべる。
「あら、また来たのね?しかも今度は大勢でぞろぞろと」
「ティアマト、今度こそ貴方を討つ!」
「そしてマヤさんを返して貰う!」
「出来るのかしら?ただの人間風情に」
「出来る出来ないじゃない!」
「俺達がお前を倒さないと、この世界を救えないんだ!」
「この世界の安寧と存続の為に、悪しき神には退場して貰います!」
「私はこの世界を作り直す!私を否定した神々と旧人類を全て排除し、今度こそ私への愛を捨てずにいてくれる神々と新人類と共に!」
そう言ったティアマトは周囲に夥しい数の怪物を生み出し、それらはエミリア達に向かって行く。
「ここが正念場だ!行くぞ、皆!」
アルベルトの号令と共に、一同も突撃、怪物達を倒していく。
「まさかこうして、貴方方と肩を並べられるだなんて」
「そっちこそ、僕/アタシ達の足引っ張るんじゃないよ!」
ゼシカが周囲を凍らせて、その上をヴェルナンデが滑り、腕の炎の刃で斬り裂いていく。
「私の影で小回りを利かせておくから、後詰をお願い」
「OK!」
ケールの影で縛られた怪物達をシャーリーとネムが光の剣と炎の矢の雨を降らせて迎撃。
「ミオも行っくよ~!」
「ちゃんと合わせろよ!」
レオニーとミオが剣を振るい、怪物達を斬り伏せる。
「私達も、魔法職としての腕の見せ所!」
「遠距離から一気に片付ける!」
「支援は任せて!」
ハルトマリー、スバル、レーナ、ベアトリスも得意の魔法で怪物達を蹴散らしていく。
こうして、ティアマトの前にエミリア、アラタ、ジルティナが立ちはだかる。
「あら、また貴方達なのね?さっき私を倒した事で思い上がっているのかしら?」
「いいえ、私達は私達の責務を行うだけよ」
「人々の脅威を払い、安心して暮らせる様にする。それが俺達に課せられた役目だ」
「それが全ての母たる私に刃を向けて良い理由になるの?貴方達もあの子達と同じ事を言うのね。大義だの何だの言って、私の愛を捨ててしまうだなんて!」
「貴方はもう古い神様です!ここから先の世界は、今ある人類の手で創られていくものです!人類の歴史は、人類の手で変わっていくものなのですから!」
「私はまだ終わってない!私はまだ、この世界の神、全ての母であり続ける!」
ティアマトが全方位に土の槍を飛ばし、3人も防壁で防御。
そこからティアマトも竜巻を自在に飛ばしてくる。
3人はその竜巻を避け続け、ジルティナは隙をついてホーミングソードビットを飛ばして突き刺す。
「ジルティナ、それは…!?」
「えぇ、あの2人が謀反を企てたので、粛清して、私が取り込みました」
「猪口才なぁああああ!」
ティアマトが吠えると剣を身体から引き抜き、身体を治す。
「これならどうかしら!?」
そう言ったティアマトは、竜巻を圧縮させて12丁のライフル銃を生成、それを4丁ずつ3人に向けて発砲。
3人も風の弾丸を回避し続ける。
弾幕を抜けたエミリアとアラタがティアマトに剣を振るうが、ティアマトも風で剣を生成、両手に持ったそれで防ぐ。
ティアマトは剣を弾き、両方の刀身に風を纏わせてエミリアに振るい、2人は避けては振るう殺陣を繰り広げる。
ティアマトが両手を振るうとアラタが防ぎ、そして弾いて振り下ろし、ティアマトも剣を交差して防ぐ。
ティアマトはアラタを蹴り飛ばし、刀身の風を巨大化させて斬撃を飛ばす。
それをジルティナが光の刀身での突きでかき消して、ティアマトは届きそうになった所を剣を交差して防ぐが、剣が砕ける。
切っ先が届きそうになった瞬間、ティアマトも横に転がって回避。
ティアマトは更に力を解放する。
「この私を本気にさせた事、後悔する事ね!」
ティアマトの発する気迫から3人もオーラを解放。
ティアマトが足元から土の棒を出して、それに金属パーツを装着して長槍を作り出す。
ティアマトが槍を構えて突撃。
ティアマトの突きとジルティナの突きが衝突。
ティアマトは薙ぎ払って剣を払い、そのまま3人の交互に繰り出される剣を防いでいく。
ティアマトが槍を上に掲げて回転させ、それによって作られた渦潮をエミリア目掛けて振るい、エミリアも光の斬撃で斬り落とす。
エミリアが巨大な光の刀身を振り下ろし、ティアマトは防御するが押し出される。
アラタが様々な属性の斬撃を飛ばすが、ティアマトは槍を回転させて防御。
そこをジルティナが背後から接近、水と土の刀身で突きを繰り出し、ティアマトは槍の柄で防御。
ティアマトが後ろへ大きく吹き飛ばされ、槍も折れた事でティアマトはそれを捨てる。
「フフフ…。まさかただの人間がここまでやるとはね…!でも、私だってまだ終われないのよ!私の愛を完全な物にする為に!私が母である為に!」
ティアマトが力を出そうとした時、背後からウェインが抱きついてくる。
「マヤさん!お願いだ!目を覚ましてくれ!」
「ウェイン!?」
「ちぃ…、手を離せ!」
ティアマトが無数の風の刃を飛ばすが、それでもウェインは動じない。
「離さない!マヤさんが目を覚ますまで!マヤさんが戻って来てくれるまで!」
「この器の魂なら消滅した!」
「信じない!例えティアマトの器として生み出されたとしても、これまでこの世界で生きてきたのは、紛れもなくマヤさん自身だ。マヤさんの心その物なんだ!長い時を経て得た確かな自我は、例え神だろうと簡単に消せる物なんかじゃない!マヤさんの魂だってある筈なんだ!だから頼む!俺の声が聞こえているなら、起きてくれ!マヤさぁああああん!」
「いい加減に…っ!?」
と、その時、ティアマトの右手が彼女の意思を無視して握り拳を作り、ティアマトの顔を殴る。
「…ウェインさん、貴方の声、聞こえてましたよ。そして、私も親に一発ぶん殴ってやりました!」
「マヤさん!」
「はい!おはようございます、ウェインさん!」
マヤの自我が起きたのを確認したウェインは離れる。
その瞬間、マヤが頭を抱え、ティアマトの自我が抵抗を始める。
「ぐぅ…!人形めぇ、まだ消えて無かったとは!今度こそお前を消して…!」
「させるか!」
ウェインがすかさずマヤに1枚の札を貼り付ける。
その時、ウェインの脳裏にこれを渡したセネリアの言葉が浮かんでくる。
<これは魂の結合を解いて、身体から追い出す為の札。ティアマトは本来、マヤの身体に憑りついた魂だから、可能性はある>
その身体が光った途端、2つの身体に分離。
ティアマトは地面を滑り、マヤはウェインが抱き留める。
「マヤさん!マヤさん!」
「くっ…!まさかこんな…!」
「どうやらここまでの様ね」
「っ!?」
ティアマトが振り返るとエミリア達が見下ろしていて、それに激昂したティアマトは宙に浮かんで力を解き放つ。
「人間風情がぁああああ!」
ティアマトは無数の光の帯を飛ばすが、ジルティナがすかさず光の刀身の突きでかき消す。
その延長線上にいたティアマトも高度が下がっていき、アラタが駆けつけて跳び上がり、ティアマトの身体を斬り裂く。
ティアマトが目を見開くと、エミリアが虹色に光る巨大な刀身を上段で構えていた。
「貴方の役目は終わったの。だから眠りに着きなさい」
その言葉と共にエミリアは剣を振り下ろし、それを受けたティアマトは倒れた。
そして光の刀身は消え、3人もオーラを解除。
怪物は消え、結界が消える中、地面に倒れ伏してるティアマトにエミリア達は歩み寄る。
「…ねぇ、私の愛は間違っていたの?私はただ、私から離れて欲しくなかっただけなのに。私の事、忘れて欲しくなかっただけなのに。独りぼっちになりたくなかっただけなのに…」
「何が正しいのか、何が間違っているのかなんて、人間にも、神様にだって分かりませんよ。私達はただ、人として間違えない様に、必死になっているだけですから。けど、これだけは言えます。神々は…貴方の子供達は、貴方の事、ちゃんと愛してましたよ」
日の出に照らされたエミリアの柔らかな笑みに、ティアマトは何かを悟り、涙を流しながら笑う。
「そっかぁ…そう言う事だったんだ…。私は役目に縛られて、大事な事を忘れちゃってた…。私は本当に駄目な母親ね…。ここから先は貴方達の好きにして頂戴…。でも、私の愛は忘れないで…。私の事は…もう…愛さないで…」
その言葉と共に、ティアマトは今度こそ消滅するのだった。
皆が治療と仮眠を終えた昼、ティアマトの手で落とされた島はもう空に上がる事が出来ないし、ティアマトが今度こそ消滅した為、空にある必要が無くなった事で、そのままルーミシア島と共に存在する事となった。
ただ、ティアマトとの戦闘の後始末を終わらせておく必要があり、その後に歴史文化会館として改めて披露するとの事。
マヤが1人、裂け目の無くなった空を見上げている所に、ウェインが声を掛ける。
「マヤさん」
「ウェインさん」
「空を見上げてたんですか?ティアマトが消えた事で、裂け目はもう無くなったのに」
「えぇ、そうなんですけど、やっぱりあれを見ながら育ってきたせいなのか、どこか心にぽっかり穴が開いた感じがして」
「あぁ、分かります。見慣れた風景が変わったりすると、どこか寂しく感じちゃいますよね」
「そうですよね。折角会えた母親があんな人でしたけど、やっぱり悲しく感じちゃって」
「…あの、マヤさん。貴方もティアマトから解放されて、晴れて自由の身になったんだ。だから俺の方でも、改めて言わせて貰います。俺、マヤさんの事が好きです。だから俺と、家族になって下さい」
その言葉に目を見開くマヤだったが、笑顔でこう返す。
「…嫌です!」
「えぇ!?」
「エミリア様から聞きましたよ!"天の笛"は目的の為なら、非合法な実験もする一団だと!どんな大義名分を掲げていようと、そんな非人道的な行いをする人達の下に、私は行きません!」
「それはそうですけど、俺達だって…!」
「それに!」
「…っ!?」
「実は私、貴方の事、全然タイプじゃないんです!ですので、元々、貴方に望みなんて無かったんです!」
「そんなぁ…」
「そう言う訳ですので、恋をするなら、ちゃんと悪事から足を洗う事から初めて下さい。そうでなければ、女の子は振り向いて貰えませんからね」
「…ふ。なら、俺はこれからもフラれ続ける事になりますね!それじゃあ、何時かまた会いましょう!」
そう言ったウェインはマヤの下を走り去り、マヤの姿が見えなくなった所でヴァーリ(ファムと合体中)が声を掛ける。
「見事にフラれたな」
「あぁ。でもこれで良いんだ。あの人にはちゃんと陽の光の下を歩ける人生を歩んで欲しい。あの人は俺達と違って、まだ取り返しがつくから」
「そうか」
ヴァーリは静かにウェインの腕を抱く。
「そんじゃあ、その失恋に付き合ってやるよ。丁度カップル割のある店を見つけたから」
「お前なぁ…。せこい事思いつくなよ」
「別に良いだろ、姉さんの体、こう言う時便利だし」
「ケチ臭いって言ってんだよ」
2人がこう言うやり取りをしながら里を去っていく中、エミリア、アラタ、ジルティナはカフェのテラス席で話し合っていた。
「今回、貴方達が手を貸してくれた事には感謝するわ」
「いえ、こちらも真っ当な判断を下したまでです」
「お前らも世界を滅ぼす様な真似は見過ごせない様で何よりだ」
「それじゃあ、この休暇が終わったら、また敵同士ね」
「そうですね。それでは、私はこれで」
そう言ってジルティナは席を立って去っていった。
「それじゃあ、俺達も休暇の残り時間を…」
「えぇ、目一杯楽しみましょう!」
そう言って2人も島のあちこちを回って、皆と共に帰路に着いていく。
こうして、世界を賭けた神との戦いは幕を閉じたのであった。
夏の大戦、決着!




