↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/9

東京魔術特区の学校生活(後編)

実技が終わって教室に戻ってくると...

「ねぇねぇ雫ちゃん、あれどうやってやったの?」だったり「雫ちゃん友達にならない?」等と言った声が横から聞こえてくる

(転入生だし、そりゃこうなるよな)

ぼくは静かに雫から席を離し、窓の外を見る。(面倒だなぁ...)そんなことを思ってると

「おい如月、ライセンス級程度のお前が雫様の隣に座るなよ」そう少し怒気をはらんだ声が聞こえた。(東雲か...)

東雲滝(しののめたき)クラスのオペレーター級雫が入る前だったら3本指に入るぐらいの実力者だ。一度関わるとめんどい奴...と思っている「はいはい、分かりましたよ。」

そう答えて、席から立とうとしたとき、

「それってただの妬みなんじゃないか?」誰かがそう言葉を吐いた。「ちっ、東風かよ」

「逃げろ逃げろ」という声が聞こえた。

東風...東風(こち)疾風(はやて)うちのクラスのマスター級...元クラス最強とあだ名を付けられたかわいそうな奴だ。少しへらへらした奴に見えるけど芯はしっかりしてる奴だ。「お前も大変だよな...元クラス最強さん」

とぼくは皮肉混じりで言ったのが、

「元々気にしてないからな」

(皮肉のつもりで言ったのがなんも思ってなさそうだな)

「まぁ、お前の性格的にそういうのはどうでも良さそうだもんな」

「いやーそれにしても君はやっぱり面倒ごとに巻き込まれる体質なんだな」その言葉に対して「うるせ」と返した。そのやりとりに雫は不思議そうな顔でこちらを見ていた。

それに気付いた東風が「これからよろしくね。分からないことがあったらこいつが教えてくれるから」と言った言葉に対し、「おい」と軽く叩きながら溜め息をついた。「じゃあ」と雫が零した。「この学校について詳しく教えてほしい...」

「そんぐらいはいいんじゃない?」

東風の言葉に(面倒ごとを投げやがって)と心の中で言葉を吐いておく。

「まずこの学校...『東魔(とうま)専門(せんもん)高等学校(こうとうがっこう)』まぁ一般的には『東魔高校(とうまこうこう)』とも呼ばれてるな、日本有数の魔力を専門とした高校だけどそこは理解してるか?」

小さく雫が「うん」と頷く。おい東風、お前は頷かなくても良いだろ。「東魔には階級とは別に等級が分けられてて、年3回の『等級の昇格試験』がある。今は6月だから次は来月の8月だな。雫は多分Sとかになるだろ」

雫が目を輝かせながら「等級...」と呟く。

「等級は5段階に分かれていて上からS(10人)、A(20人)、B(50人)、C(C以上と見なされたもの)、D(C未満と見なされたもの)と分かれてる。Aからは明確に順位付けがされてるらしい」

「東風が確か...」という言葉に「ぼくはS7だね」

(当たり前のように言わないでくれるか?)

「零はどうなの?」と聞かれたため、「Cだけど」と返しておいた。「後は年1回、『階級の昇格試験』がある。まぁ役所で手続きをしたらいつでも受けれるから、評価には入るらしいけどそんなに重要じゃないかな。」専門高校といっても他の高校とあまり変わるわけではない。

「後は実技が他校より多いのと実践があるぐらいかな?」そこで話を区切り、「まぁ、こんな感じだ」

満面の笑みで「ありがとう」と返す雫。そして、へらへらとする東風。

(まじでなんだこいつ)

「キーンコーンカーンコーン」その音が聞こえ自分席へと戻るクラスメイトと東風「また後でー」そんな言葉をもらったがぼくは何も返さなかった。

────────────────────

「1日が終わった...」本当に今日の1日は長かった。ぼくがベットで大の字になっていると

「ピロリン♪」と軽快な音がなった。スマホを見てみると、東風からの連絡だった。

疾風「なぁ今度、階級試験受けに行かないか?」

疾風の日記

─────────────────────

ぼくが零と関わってる理由は簡単だ。不愉快じゃないから。言葉にするのが難しいが、他から感じられる妬みや嫌みが全く感じられない。なめ腐ってくるとかそう言うのではなく、人として接してくれている。零だけではなく、他にもいい奴はたくさんいる。だけど、それでも零に惹かれるのは零が強いと感じてるからだろう。

(ぼくの勘は当たってるのかなぁー)

「東風は確か...」その言葉に「ぼくはS7だね」

(実際の君はどれぐらいなんだろうな)その問いの答えが返ってくるのことはなかった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
主人公の投げやり感が好きです! でも等級の昇格試験の日程が気になります。 それとこれは私が読んでて思ったのですが改行を増やしても良いのかと思います。 私はラテンさんより酷かったので言えないのです…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。