98/146
89
「さて、次は僕の番だね。」
「ん~、…疲れた~。」
「よしよし、良い子だから、其処で大人しくしてろよペロ助。」
「ワカッタ!」尻尾ビュンビュン
「流石の君も緊張するかい?」
「まあ…な。」
ふ~、…いざその時になると、案外緊張するもんだな。
「どうする?やめるかい?」
「ん~、…やめるなら~今。」
「まさかwここでやめるなら、最初からやって無いさ。」
「そうだなw俺達はこの為に来たんだしな。」
また別の俺が出て来たな、一体何人いるんだ?
「やってくれ。」
「…わかった、始めるよ。」
「ん~、…頑固者。」
知ってるさw
覚悟ならあの時決めた、何を犠牲にしても彼女を救うと…。
そう、例え俺達を犠牲にしてでも。
―。
「さあ、始めよう、目覚めなさい、イルミンスール。」




