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「うるせぇ!」ドゴォ!
狂暴化したペロ助が、牙を剥いてきゃんきゃん吠えて来たので、取り敢えず殴ったら、思った以上にぶっ飛んだ。
部屋の壁に激突してぴくぴくしてる。
「ちょっと君、彼はまだ子犬だよ?」
「ん~、…やりすぎ~?」
「いや、あの、…うむ。」
正直すまんかった、思った以上にこの体が、俺の時以上に強化されてたんだ。
…死んでないよね?あ、起きた。
「GRRRR…。」
おお、まだ元気だ、生意気にも俺にガンくれてやがる。
「GRAAAAAA!!」
「あぶね!」ひょいっと
今のペロ助は、神々にさえ危害を加えられる。
現状俺では、ペロ助の牙は、まだ、防ぎきれない。
だから。
「おい、聖剣、力を貸せ。」
(((聖剣
だから逃げるなって。
「お前のご主人様は今、突然体が大きくなり、精神が体に引っ張られてる状態だ。」
聖剣
「アイツに魔法は効かねぇ、だがそれは外から、の話だ。」
聖剣?
「要は、ペロ助の体の中に、俺の魔力を無理やり流しこみ、強制契約して服従させる、そうすりゃ精神も安定して、何時ものアイツが戻って来るって事だ。」
聖剣!
「体の中って言うのが厄介でな?現状お前が協力してくれないと、俺はペロ助のケツの穴に腕を…。」
聖剣!!
「俺も嫌だが、ペロ助はもっと嫌だろ?お前が協力してくれれば口から行けるんだが、どうだ?」
聖剣)))
「よしよしいい子だ。」にやぁ
「悪い顔してるよ?」
「ん~、…ワルだね~。」
失敬な!協力は要請したが、どう使うかまでは約束して無い!
つまり、どう使おうが俺の勝手と言う事だ!
「GRAAAAAA!!」
「律儀に待っててくれてありがとな!お礼に此奴をくれてやる!」そおい!
スポッ。
「AGA…AGAGGGG…。」聖剣べっとり
フハハハハハ!聖剣でペロ助の口につっかえ棒作戦だ!
どうだ?折れまい!噛めまい!ははははははw
「あ~、聖剣が涎まみれに。」
「ん~、…可哀想~。」
残念だったな聖剣!普通に使うとは一言も言ってない!




