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【魔法少女リリカルなのはStrikerS】「第13話から第18話」感想

【はじめに】

これはリアルタイムの感想文なので真偽は保証できませんことをお許しください。


【感想 ①全体への感想】

第13話から第18話までをみた。

今は第18話をみ終わった直後なので18話の感想が一番前に出ているという次第である。


はじめに言わせてほしい。


重くなりすぎじゃないか?

いや、これは言いたかった。私は前の記事で、重くならないようにわざとしているという感想を書いた。

けれど、これは違うではないか。


正しいか正しくないかはどうでもいい。12話までは確かにリリカルなのはというのは機動六課でフォワードを育てていくなのフェイが尊い作品でしかなかった。

敵の存在は舞台装置でしかなかったし、時折現れる戦争シーンもフォワードの成長を魅せる部分でしかなかった、はずだ…


それがいつおかしくなったのか。

間違いなく、それは第十六話である。


正直、第16話までは最高に楽しい時間が続いていたと言える。


けれど第16話で全てが変わった。


半分の登場人物たちがもう半分の登場人物たちを傷つけ、破壊し、希望も未来も喜びも安息も奪い去った。


今まで、なのフェイやフォワードメンバーの楽しい所をより輝かせるための装置である、

敵の存在、レリック、姉妹や親子の関係性、

そう言ったものが大暴れして

今までの楽しいところを余すことなく破壊し尽くした。


それが第16話と第17話だと思う。


第16話「その日、機動六課」前編

第17話「その日、機動六課」後編

この悪夢のような物語の展開によって全ての夢が失われた。

第18話である「翼、ふたたび」では、傷ついたなのは達の苦しそうな姿が散見された。


私は怒っている。

正直、訳がわからない。放心状態と言ってしまうと軽すぎる。

何が起きたのかも分からないし、わかろうと思っていないし、受け入れられない。

あまりにもフェイトやなのは、ヴィヴィオが可哀想だ。

それだけでない、登場人物みんなが辛く苦しんで、

こっちも悔しくなる。

あまりにもひどい。


けれども私の心に沸々と湧いているのは、怒りという感情だけでなく、一方で感嘆という感情も湧いている。


リリカルなのはという作品の真の髄というところが私が勝手に捉えていたものよりもずっと分厚く深く、そして本気であったということ。


私は以前の感想で、「リリカルなのははガンダムとは違うので、ある程度のゆるさが逆に重視されている。」と書いた。


でも今は違う。

今ならこう言う。

「リリカルなのはは本気だ。A'sの時もそうだったが、今回はもっと遠いところにあるものを手繰り寄せようとしている。」と。


それは、倫理というものだ。


私がバカだった。

この作品は思えば無印の時からA'sになってstrikerSに至るまでずっと一貫してこの話をしていたのではないか。

倫理の話をしていたのではないか。


それに関して今ようやく気づいた私は愚かで馬鹿だ。

リリカルなのはには多くのテーマとメッセージが隠れている。

私は関係性という部分によく着目して感想を書いていた。


無印ではフェイトとプレシアの歪んだ親子という関係性の変化と、

なのはとフェイトの友達という関係性の発現。

さらに、なのはにおける魔法少女である自分と普通の小学3年生である自分との関係性。


A'sでは、八神はやてにおける精神的に孤独な自分と、見かけでは孤独ではない自分との関係性。

フェイトにおける新しい母親と以前の母親のそれぞれとの関係性。



そう言った関係性というものがどう変化してその時にどんな感情が生まれるか、そんなものがこの作品のテーマになるだろうという思いはあった。


けれどそれはたかが個人の話であり、登場人物達それぞれの行動や感性の変化でしかないのだ。


それを取り巻くシステムというか、舞台というものに対して私はあまりにもちゃんと見てこなかった。


「倫理」。

その言葉が今の私の頭にはある。


無印。

プレシアの行い。


A's。

闇の書。


StrikerS。

戦闘機人。


それらを時空管理局という正義に則った機関から見てどのように対応をしたか、どういう扱い方をしていたか、

そしてどういう影響があったのか。


それらは実は無印の時から語られていた。

そしてStrikerSで戦闘機人という点で爆発した。


馬鹿な私でさえ気づいてしまうほどに、

大きく、盛大に、悪質に。





裏切られたとさえ思うほどである。




【感想 ②続き】

少し気分を落ち着かせようと思って小見出しを追加してみた。


先ほどまではずっと何を言っているか分からないほどに抽象的だったので、少し具体的な話をしていこうと思う。


まずは、第16話に入る前の話だ。ヴィヴィオという少女についての話だ。


ヴィヴィオは10話で登場した少女で、聖王の器を持つと言われるおそらく人造人間である。


詳しい資料を読んでいないので、戦闘機人、人造人間、人造魔導士あたりの違いが曖昧で申し訳ないが、つまりヴィヴィオはそっち側の存在である。




ヴィヴィオは可愛らしい少女であり、すぐになのはに懐き、フェイトにも懐いた。

二人を「なのはママ」「フェイトママ」と呼び、母親として二人も接している。その様子を側から見るフォワードメンバーやシャーリーは微笑ましそうにみている。


シャリーが初めてヴィヴィオを見た時、

ヴィヴィオはなのはとフェイトにくっついていて「なのはまま」「フェイトまま」と呼んでいて二人も当たり前のようにそれに答えていたので、

シャーリーは思わず、「二人の子供?」という言葉を漏らした。


そして実際に、なのはは彼女の「保護責任者」となり、

フェイトはそんな二人の「後見人」となった。


つまるところ、もう実質家族なのである。

一方で作中では、ヴィヴィオとなのは、もしくは、ヴィヴィオとフェイトという部分に対しての言葉が多いような気がしている。

例えば、

「ヴィヴィオちゃん、なのはママによく懐いているね。」

「フェイトさんはヴィヴィオをあやすのに慣れているね。」とかである。


それはそれでいいのだが、

ヴィヴィオのママとなったなのはママと、

ヴィヴィオのママとなったフェイトママの

この二人の関係について何か言葉を残す勇敢な登場人物はいないだろうか


ヴィヴィオを育てる""""なのはとフェイト""""""の二人の間の関係性について何かもっとこう、見たいし聞きたいし感じたいんだ。


具体的には、

さっきのシャーリーの、

「二人の子供?」

というのもかなり良いのだが、

「二人はどういう関係?」みたいな直球の質問も欲しかったように思う。

すでに作中で語られていないシーンでそういうのが済まされているのか、

恥ずかしくて聞けていないのか定かではないが、


二人がこの点について何か言葉を残すことを大いに期待している。

しかし、ここで言葉を残さないからこそなのフェイは永遠とも言えるのだが。

恋人になるまでの時間を楽しんでいる、または

恋人になってしまうと案外淡白だということを

彼女らは知っているのかもしれない。




【感想 ④本題:絶望の50分】

第16話、第17話。

「その日、機動六課」前編後編


合計約50分


絶望の50分


これに関しては何が起きたのか、その具体的な説明を一切せずに感情だけの文章を書いていたのでここで大まかに述べようと思う。


簡単に言えば、敵ポジションであったスカリエッティが地上本部へテロを起こしたというものだ。


スカリエッティによる大勢のガラクタ(無機兵器)と戦闘機人が主な敵の戦力であった。


話の顛末としては、地上本部は壊滅的に叩きのめされ、

エリオは斬撃により傷つき、

キャロは悲鳴をあげて秘蔵の龍を召喚し、

スバルは腕の中身が露出するほどの大怪我で、

リーンは失神して、

ヴィータは武器を壊され、

ヴァイスは敵に打ちのめされ、

シャマルは集中攻撃に遭い、

ザフィーラは庇って大怪我をし、

ギンガは朽ち果てて、

ヴィヴィオが攫われたというものだ。


18話でヴィヴィオが攫われたことに対して、なのはが泣いた。

フェイトが抱きしめて「必ず二人で助けよう。」と言った。

泣いているなのはを見たのは初めてだと思う。

無印からA'sでも泣いたことのないはずのなのはが

泣いた。声をあげて泣いた。

それを抱きしめたフェイトも涙目だった。


(ちなみに、フェイトの言葉である「二人で助けよう。」だが、なぜ「機動六課のみんなで助けよう」ではなく「二人で助けよう。」になったのかを考えた時に思い当たる理由としては、ヴィヴィオが二人の子供のような存在であるからというものがあるが、実はフェイトはあくまで二人の後見人であって、なのはのようにヴィヴィオの保護観察者ではない。

そう考えた時、フェイトはあくまでもヴィヴィオの問題は私となのはの問題であり、フェイト自身もヴィヴィオの母親として自分を捉えていることがすごく伝わってくる。このシーンを見ていると、そんな二人が本当の夫婦のように見て仕方がない。最高である。)


ヴィヴィオが拐われたことに対して、泣いているなのはを見ていると、本当に可哀想で仕方がない、胸が痛くなる。悔しくてどうしようもないおかしくなりそうだ。


私は17話の最中、心臓のあたりを抑えていた。

抑えていないと危ないと思ったからであるが、

具体的な上記の説明を読めば理由もわかったと思う。

苦しくて辛いのだ。




スバルの姉であるギンガの朽ち果てた姿を見た時、

戦闘機人というものへの複雑な思いがピークを迎えたと思う。


スバルは姉のギンガのそれを見て、A'sのはやてを思わせる大絶叫をし、

怒りのままに暴れた。

そしてスバル自身もまた全身を怪我し、腕が中身まで見えた。


彼女も、彼女の姉もまた戦闘機人であった。

戦闘機人か人造人間か。その違いはわからないが。


スバルとギンガが戦闘機人だったと分かってすぐ、

別の場所で戦っていたエリオもまた、彼の回想で自分が人造人間であることを思い出していた。


敵のキャラクターである「旦那」と呼ばれている騎士も人造魔導士だそうだ。

フェイトもまた、人造人間という部類の存在。

ヴィヴィオも。




なんでそんなことをしちゃうのだろうか。

なぜそんなことをしたのだろうか。


私は今まで見ていた人物の多くが人造人間であったことを見せられて、

悲しみだけでない、悔しさと怒りが込み上げてきた。


否が応でも人造人間か普通の人間かという物差しを登場人物を見ている時に使うようになってしまう。

スバルは人造人間で、ティアは違う。というように。


人間と人造人間。


その境界は倫理である。


それをリリカルなのはは扱うのか。

それに対して嫌になる。


正直、扱ってほしくなかったテーマだ。

理由は、重い話になるからだ。


人造人間か人間か、というものは後から変えることができない話だから。

変えることができるのはその扱い方で、

境界に存在している倫理というものだけだ。


一方、親子、姉妹、友人などの関係性は時に変化し、

この「リリカルなのは」においてもそれらは何度も変化してきた。

以前までの主軸にあったとされるものは

どこまで行っても修復可能なもので、

やり直すことができるもの。


けれども今から扱うと思われるものは

修復不可能で、

そうであるか、そうでないかの二択論。

それの間にある倫理について話しても

それは根本的な解決につながらない。


どうしても重くなる。

個人の話ではないから。


今後、どうやってこれを表したのか、

注目であるとともに、見たくないものでもあるような気がしている。


【最後に】

おそらく第14話だったと思うのですが、

冒頭でフェイトとなのはが一緒のベッドで寝ているシーンが実際に見られました。


間にヴィヴィオがすやすや寝ていて、

(やっぱりなのフェイは一緒にいつも寝ていたのか。)

と思ったのですが、

なんとフェイトが下着(?)のままで寝ていたんです。黒い下着だったんですが、

なのはが少し前(三話かも)にパンツをあらわにして寝ていて、そばでフェイトはショートパンツで寝ていたシーンがありました。(はやてもいました。)だったから、今回はフェイトにサービスショットを、ということなのかもしれませんが、

下着で寝るというのは少しやばいような気もします。


二人は寝る前に一緒に話しながら寝ているし、

そうであるならば今回も寝る前は一緒に話していたはずです。


下着になったフェイトになのははどんな顔をして会話をしたのでしょうか。

「私、気になります!」(唐突な千反田える)


それを言うと、仕事が終わった夜に外で一人でデータを見るなのはちゃんにしばしば後ろから「お疲れ」とフェイは声をかけていたのですが、

それはやはり自分が寝る前になのはと話がしたい、

また、一人で寂しいから部屋に戻ってきて欲しい、

というような彼女の思いがあったのではないでしょうか。

そう考えると眠らなくなるくらい興奮します。


毎日一緒に同じ布団で寝る。

やはり、この二人はすでにそういう関係だったのかもしれませんね。

教え子たちからすれば、二人とも同じ布団で寝ていて毎日同じ部屋からやってきて、同じ香りがして、ついには子供まで一緒に育て出したとなると、

もうそういうものだと言葉にせずとも思っていると思います。


ちなみにスバルとティアも一緒の部屋ですが、寝るベッドは別々です。それが普通です。

でも、なのはとフェイトは同じベットです。


はやてちゃんが用意したとなると、

用意する時になぜ一緒のベットにしたのか気になりますよね。

普通の友達同士なら

同じベットにはしないと思います。


わざわざ同じベットを手配している時点で、はやてちゃんもそういう配慮をしていると思うし、

自分がこれから長期間住むことになる自分たちの部屋に対して事前に何も知らなかったということはないと思うから

事前に確認して二人とも顔を見合わせて同じ布団で寝ることをOKしているのであれば、

二人はなかなか進んでいるような気もします。


そもそもヴィヴィオが二人のことをママと呼んで「二人の子供?」というセリフを言わせて、それに対して二人が満更でもなさそうな、平然と受け入れているのを見れば、

公式側が認めていそうですよね。


一方で、その関係性が厳密に言葉になってしまうと、嬉しいは嬉しいですが、なんか違うんですよね。


言葉にならない、でも行動は明らかにそれであるという状況こそが、

すごい魅力的なんだろうと思うと、

これが最善だったように思います。


小3からの二人があるからこそ、

やはり思い入れが段違い。


とりあえず、これからのシナリオとして

まずヴィヴィオを助けて、

フェイトとなのはがヴィイヴォを自分たちの子供にして、

そのまま3人でお風呂に入って体を洗いっこして、一緒の布団(今度は狭めの布団)で二人は下着で寝て、間にヴィヴィオを置いて二人で抱きしめて、それからそれから一緒にヴィヴィオの授業参観にきて欲しいなと、思う。


なのはは父親がわで、フェイトが母親側かな。だからなのフェイなんだろうけど。


ヴィヴィオにだけは嫌な展開が待っていないことを望みます。

幼い子が痛い目に遭うのはないと思いますけど念の為。

あと、もう一度、今度はなのはちゃんが下着のベッドシーンを観たいです。

魅せ

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