【魔法少女リリカルなのは】「StrikerS第一話から第三話」感想
【感想】
非常に面白かった。
第二話の3人のベッドのシーンなんかは特に良かったと思う。
第三話の最後の方の、なのはとフェイトの部屋のシーンはかなり驚いた。一緒に住んでいるのだろうか?
全体を考察してみると、無印とA'sの時と比べて割と日常系の進行になっていたような気がする。
無印では早々にジュエルシードが敵として登場したしフェイトという敵の立場の存在が大きく描かれていた。
A'sでも闇の書の敵が襲ってくるという展開が最初からあった。
そういった敵の存在というものが初めの方からあったのがこの作品全体の特徴のような気がしていたが、
今回は敵というものが存在していないと思われるような進行だった。
はやての機動六課の設立を三話では描いていたし、
第一話第二話は敵というよりも事故の救助がメインで、
敵の存在はなかった。
一応、第三話でそれの事故が実は事件的要素があることがわかり、
それの対処のために機動六課を作ったという外向けの説明がなされたが、
しかし以前としてロストロギアとして分かっているのはレリックとかいう魔力密度の高い宝石という情報くらいで、
具体的な黒幕や敵を
第三話まででは一度も示していないので
やはりどこか平和な世界という、緊迫感がないように見えてしまった。
また、訓練訓練って言ってるけれど、
実際の敵が登場していないから
その訓練に重みが出ないし、
三佐とか特尉とか言われてるけど、
みんなにそういう名前があるから
役職に意味がこもっていないようにも思えてしまう。
みんな昇給しているということを示したかったのだろうけれど。
そう言った点から
感覚的に感じてしまうとある要素がある。
それは、
「ごっこ遊び?」
というものである。
原因として考えられるのは、
・緊迫感がない
・それぞれの役職に重みがない
・マイホーム的な落ち着きがある
・敵がいない
だろう。
しかしまぁこれはそこまで重要な要素ではないとも思っている。
魔法少女リリカルなのはというのは、ガンダムなど、世界観を緻密に作り上げた重厚なヒューマンストーリーというよりも、
文字通り少女がリリカルに活躍するお話なので、
逆にそこまでシリアスに作る必要がない。
シリアスに作ってしまうと本来一番見せたいメッセージが見えづらくなる。
そう言った背景もあるのだと思う。
実際に、今回の三話までで何が起きたのかというと、
・はやてが自分のチームである機動六課を立ち上げたこと、
・なのはやフェイト、ハヤテなどがみんな昇進していたこと、
・そのチームにあらたな新入りが参入して、
・彼女らの育成をしていること、
・これから先、レリックとかいう問題に関わること
など
そして、はやてのチームがシリアスでガチガチの昇給社会だった場合、
私たちはまた別の思いが芽生えてしまうとも考えている。
というのも、もし、はやてたちの世界がものすごく緻密に作られた世界だったとしたら、
フェイトやなのはの地位が細かく別れていて、
忙しい事務作業や上司の圧力があるのを描写すれば
フェイトやなのはやはやてはこんな大変な場所にいて大丈夫なのか?
今回のレリックを解決したとしても
全然安泰じゃないし、
不安である。
怖い。
そう言ったことを私たちが考えてしまうと思う。
私は実際に、このなのはが第三話までで描写した時空管理局の中身が
それほどしっかりしていれば
しっかりしているからこそ
不真面目が許されない、一度の失敗が許されない
と思うようになって、
のびのび活躍する彼女たちを見れないと心配してしまうだろう。
そんなものをなのはは求めて作られているわけではない。
ガンダムのように戦争の悲惨さを表そうとしているわけでもない。
であるならば、
今回の構成や中身は正しかったのではないだろうか。
私は今ではそう思う。
最初に、フェイトやなのはのベッドがキングサイズで一緒の部屋なのか?と思えたのも、
敵が現れずに、楽しくはやて軍団を作っているのを微笑ましく見れたのも、
なのはが一等空尉とかいうのを名乗っていて面白がれたのも
全て、
シリアスさをできるだけ排除して、
なのは的世界を構築しているおかげだと思う。
そういう意味で、改めてこの作品は本当に面白いなと思ったし、
私は大好きである。
はやてのワイシャツ姿が特に最高なのだと思いつつ、
フェイトとなのはのベッドのシーンが最高だと思っている。
ありがとうはやて
ありがとうフェイト
なのはもね




