【魔法少女リリカルなのはA's】「第七話壊れた過去と現在なの」感想と推察
【感想】
なんだか、腑に落ちないというかとにかく消化不良だ。
仮面の戦士が何度も大事な対決に割り込んだせいである。
一方で、ガラケーを買うフェイトちゃんのシーンはすごく可愛かった。
最近のフェイトちゃんは割と自分の気持ちを友達に伝えることができているし、周りに馴染んでいるようにも思う。
フェイトちゃんがベッドの上にいて"なのは"がベットの横で上目遣いでフェイトちゃんに話しかけているシーンは最高だった。
一緒に同じ布団で寝ていたりするのだろうか。
以下、推察に入る。
【推察 ①仮面の戦士の正体】
これは、考察ではなくあくまでも推察という形で考えていきたい。
内容は「仮面の戦士の正体」についてである。
この仮面の戦士は初出が第五話である。この人物は一貫して闇の書側のキャラクターがピンチに陥った時に助ける役として登場している。
顔は仮面でわからないが、体格的に成人男性のように思われる。
そしてもう一つ重要な事として挙げられるのが、今回の闇の書に関する事件は過去にもあったということ。
第三話ほどで、クロノは闇の書に対して何かしらの因縁があると言及されていた。
そしてこの第七話でようやくその詳細が説明された。
11年前の事件。リンディの夫でクロノの父、管理局提督・クライド・ハラオウンが、闇の書事件の最中に命を落としたこと。リーゼロッテはグレアムとともにその事件を…クライドの艦が沈む瞬間を、間近で見ていたのだった。
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実の親がその事件のせいで死んだというのが因縁の中身だった。
もう謎はわかっていると思うし、薄々勘づいているはずだ。
仮面の戦士、彼こそがクロノの父、クライド・ハラオウンだろう。
逆にそれ以外の可能性がない。第七話に来て、顔を隠している人が全然知らない人だったという展開が考えられるだろうか。
死んでいたはずの父、どうしてここに…
というのが最も自然な展開だと思われる。
前回の私は、この仮面の戦士について、クロノの未来の姿という読みをしていたが、それはどうやら間違っていたようだ。
ただ、予想通りクロノと近い存在であったことは事実なようだ。
【展開予想 ②クライドはどんな存在か?】
クライドを語る上で重要なキャラクターとしてこの3人が挙げられると思う。
1、クロノ・ハラオウン
2、リンディ提督
3、グレアム
1のクロノに関しては、先ほどすでに説明している。
故に2のリンディから考えていきたい。
リンディはクロノの母親である。よって、クライドの妻という立ち位置だからこそ重要な関係性なのだが、リンディの反応については未だ描写されていない。
仮面の戦士に対するリンディの反応は確認できていないので何も言えない。
おそらく、妻という立場なので、物語進行上かなり重要なポジションであるからこそ今は描かれていないのだろう。
仕方ないので、3のグレアムに関して考える。
グレアムはこの第七話においても重要なポジションだった。
「かつての失態」を悔やむグレアムに、提督の失態ではないと諭すリンディ。
それは11年前、リンディが夫を、クロノが父親を亡くした日のこと。
その日、歴戦の勇士グレアムをして予想の範囲を超えた事件が起こったのだった。
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"予想の範囲を超えた"というのが重要で、グレアムが予想できなかったクライドに関する事件というのが重要なキーワードとなる。
そして、次にこれをみてほしい。
フェイトは今後の行動のため、保護観察官にして時空管理局歴戦の勇士、ギル・グレアムと面会する。もと艦隊指揮官、そして執務官長も歴任したグレアムはなのはと同じ世界の出身で、幼い頃にひょんなきっかけで管理局員と出会い、魔法の才能を見いだされて管理局入りしたという。なのはたちの世界の人間は魔力を持たないが、ごく希に、なのはやグレアムのように、極めて優れた魔導師資質を持って生まれる人間がいる…という事実に感心するなのは。
グレアムはフェイトに「自分を信じてくれる人のことは、決して裏切ってはいけない」という事を守れればあとは行動に制限をしないことを約束し、フェイトはそれを了承する。
クロノにとってもかつての指導教官であり、尊敬する人物であるグレアム。
魔法少女リリカルなのはA's公式ホームページより
こちらはA's第三話のグレアム初登場時のシーンである。
「自分を信じてくれる人のことは、決して裏切ってはいけない」
というセリフが非常に鍵で、私は第三話における考察の時にもこの言葉が重要だと思って考察をしていた。
そんな言葉だが、「なぜグレアムがフェイトにこれを言ったのか」と考えた時に、グレアムが過去に裏切られた経験があるからという推理は立てられないだろうか。
フェイトが誰かを裏切ったわけでもなく、未来にそういう可能性もそこまでない状態でなぜグレアムはわざわざそんなことをフェイトに言ったのか。
ほぼ確実に、過去に同じ闇の書関連の事件で自分が裏切られたからであろう。
その裏切りというのはいつ起きたのだろうか?
これまでに私が提示した情報にもう答えがあるように思える。
・グレアムは過去の闇の書の事件で予想を超えたことが起きて、その結果クライドは死んだとされている。
・仮面の戦士は闇の書を完成させることを手伝っている。
・グレアムは過去に誰かに裏切られた。
そう、クライドこそが仮面の戦士であり、当時、グレアムを裏切った者こそクライドではないだろうか。
時系列で考えるならば、クライドは闇の書の事件でグレアム達を裏切った。しかし、裏切ったことが露わになると妻のリンディと息子のクロノの立場が危うくなるため、公式には死んだことにした。
一方で、裏切ったクライドは仮面を被り、仮面の戦士として闇の書の完成を手伝っている。
という予想が立てられないだろうか。
真偽はわからないし、僕は第七話までしか観ていない。第六話の考察は大いに間違っていたし、今回も間違えているような気もする。
しかし、第三話のグレアムの意味深な言葉である、「裏切ってはいけない」の背景をこの考えであれば説明できるし、その他諸々の謎が綺麗に説明できているように思う。
【最後に】
今回はそこまでたくさん文章を書いたりすることはなく、考察らしい考察も書かずに、妄想まじりの文章として読まれても仕方のないような推察だが多めに観てほしい。
ちなみに、フェイトちゃんが最近はかなり逞しくなってきて、騎士相手に互角以上に戦えるようになっていることに私は感動したし、
学校の学友と楽しそうに時間を過ごしているのも非常に微笑ましい。
フェイトちゃんがお弁当をみんなと食べている様子をいつか見てみたい。
また、OPやED、本編の途中に挟まる静止画などにフェイトちゃんと"なのは"の深い関係が見られ、もう普通に百合なのだが、
そのくらいの関係性の深い描写をもっと本編でも見たいと思うのは
おこがましいだろうか。
いや、おこがましくない。もっとやってください。




