【魔法少女リリカルなのは】「第11話思い出は時の彼方なの?」感想のみ
【感想】
絶望、としか言いようがない。
見ていてあまりにも辛かった。苦しい。
はぁ。
アリシアとは誰か?なぜかこのプレシアと今のプレシアにそこまで大きな違いがあるのか。理解はできていたのかも知れない。うっすら気づいていたのかもしれない。
けれどこれはあまりにも…
この作品で取り扱うレベルのものだったのか。そこに驚きを隠せない。
フェイト…
【①これからの回収について】
あまりにも絶望的なので、今回の話を読み解くよりも先に、今回の絶望を最終話でいかにハッピーエンドになるかという展開予想をしていこうと思う。
まず、確実にプレシアは逮捕される。そのために時空管理局は存在するのだし、これ以上彼女が生きていても誰の得にもならないからだ。もしくは自殺するのかもしれない。
フェイトは母親から今回で完全に切断された。目は虚ろになり、全身は膝から崩れ落ちた。
ことが終わった後、フェイトの母親の役割を行うのはアルフなのかもしれない。いやそうだと思いたい。アルフにはフェイトへの深い情もあるし何よりフェイトのために生きているから。
フェイトは今回の悲劇からどうやって立ち直るのだろうか。
フェイトが持っていた過去の記憶。それはつまりアリシアとしての母親との記憶。母親はアリシアを愛していた。つまりアリシアは母親に愛されていた。
母親に愛されていたという記憶があったからこそ、フェイトはどれだけ鞭で痛めつけられても我慢できた。本当の母親はもっと優しい、と。しかしそれは嘘であった。愛は自分に向けられたものではなかった。それ以上に自分はただの人形であった。
フェイトが生き抜く全ての根源をこうも完全に切断したことに私は驚きが隠せない。
これではあまりにもひどすぎる。立ち直ることなど到底できない。ここまで破壊して再生などできない。えぐられた跡は治らない。
一方で謎は晴れた。なぜ、フェイトは痛めつける母親を好いているのか。なぜ、プレシアは自分の娘であるはずのフェイトをこうも痛みつけるのか。それらの謎が解決された。けれどその答えは最悪の答えだった。
親子の間にできた溝は一生治らない。ただでさえ親子ですらないのだから余計に。
【②前編の勝負について】
ここは熱かった。ものすごく。
初めてフェイトと戦った時、「なのは」はフェイトに負けた。
その時に負けた方法を今回の「なのは」はコピーして同じように今度はフェイトを劣勢に追いやった。それからフェイトの全身全霊の攻撃を真っ向から受けて耐え凌ぎ、そしてそのフェイトの攻撃方法を一部真似てやり返して最後に独自の奥義を放って勝利した。
演出も勢いがあって魔法陣も迫力があってなにより各キャラクターのタッチは精緻でかっこよかった。
【最後】
特にこれ以上言うことはないだろう。アリシアについてもう少し話しても良いし、失われた地について考察しても良い。けれどそんなことをするよりもフェイトの身を案じるのが今すべきことだろう。
許さない




