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The Tír na nÓg 〜ティル・ナ・ノーグ〜  作者: 佐藤つかさ
第二章 承
61/222

6-9

「よし、同郷のよしみで協力してやるぜ!」

 

 エルフの協力も得られて、アイリスは安堵する。 

 と、同時にひどく疲れていた。もう帰って寝たい。まだ何も始まっていないのに。

 

「で、協力してやりたいのはやまやまなんだが……一つ問題がある」

 

 エルフの表情が陰る。

 答えは簡単だった。

 

 

「俺たち目立つんだよなぁ。デカすぎて」

 

 

(でしょうね)

 

 

 何せ一人一人が290セルトマイス越えの巨人である。

 人ごみに紛れても竹のごとく突き出て目立つことこの上ない。潜入捜査には不向きだろう。

 

「しょうがねえな。アイツに・・・・頼もう・・・

 

 

 エルフが声をかけると、マネキンの影から“彼女”が姿を現した。

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