↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今更、愛を誓うのですか?  作者: 黒塔
スピンオフ 閑話
PR
102/131

-1 ロニー視点





ロニーは周囲で聞こえる、ルチアへの悪い噂に悩んでいた。




ルチアは子を成せないのにも関わらず、夫のシリルが側妃に迎えようとしている美しいベルに嫌がらせを続けているらしい。




いつしか父(ウォルター)の元へは、次々とルチアを追い出すそうとする人々が集まるようになった。




「あの女はベル様にまた毒を盛ろうとしたのですよ!!あんな女は相応しくない!」


「愛らしく美しいベル様の方が、この国を支えていく上で相応しい女性なのです!」



まるでなにかに憑りつかれたかのように、そう平気で口にする男たち。以前は国政に携わっていた頼れる存在だった者たちすら、ベルに夢中になってからはこんなおかしなことばかり口にしていた。




「シリルの元に嫁いだルチアは王族に嫁いだものとして、今まで慈善活動から寄付活動まで素晴らしい活動を続けてきた。彼女の聡明さが他国との交流に繋がった例もある。それに比べてお前たちはどうだ?1人の女に夢中になり政務を放棄したお前たちに代わって、全ての仕事を引き受けているのは彼女だ。シリルだけでなく、おかしくなっているのはお前たちの方なのだよ」




今日もまたウォルターはベルに夢中になった男たちにそう告げ、地下牢へと送るよう命令する。何かの術のせいなのか、彼らは2-3日閉じ込めておくだけで正気へと戻った。


ただし…ベルに近づくとまた、憑りつかれたようにして夢中になってしまうのが厄介な部分でもある。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。