前へ目次 次へ PR 101/131 -6 それから、ルチアは害虫を駆除するために手段を選ぶことはなかった。 ベルには徹底的に嫌がらせを続け、彼女が戸惑う姿や涙する姿に心がスッキリする気がした。自分が手を下したという証拠を残すことはなく、味方になる使用人たちを使ってベルに様々に仕掛けていくルチア。 隣国にいる弟のデリックにも協力してもらい、ベルを追い詰めるための毒や情報も色々と手配してもらい、すべては順調だった。 ルチアはそうして、自分の心が段々と壊れていくのを感じているのだった。