侵入者
「ば、ばかな!こいつは僕が簡単に」
「不信のアドスの力は孤独、そして誰も信用できないやつに与えられます。ですが不信の力は死んだ時に本当の意味で発動します。誰も信じていないがゆえに与えられた力。オールキャンセル。体の一部が国、都市にあればそこに張り巡らされている結界を無効化する能力。これは不信のこいつには伝わっていないがね。ようは使い捨てだ」
本をもつ小柄な男が俺達にいうとアカシアが
「のこのこと入ってきやがって。俺っち達のいる前に現れたのが運の尽きだな。撲殺してやるよ!」
アカシアは本を持つ男に金棒を振るうがなぜかアカシアの金棒は本の男の前でとまる。
「あら?どうしましたか?私のような小さな子供くらい簡単に一捻りでしょう?」
「う、ぐぅ!なんだ!なんかにとめられて」
アカシアは何度も金棒を振るうが同じ場所でとまり、アカシアの背後からガースがアカシアを潰しにかかる。
「おいおい。そんなヒョロイやつほおって置いてこのガースさまと遊ぼうぜ!」
ガースが殴りかかった際にアカシアはガースに金棒を向けてふるうがガースの腕に金棒はとまる。
「ぐぐぐ!」
「ははは!そんな棒如きでこのガース様の腕を壊せると思うなよ」
「そっ、ちこそ。なめる、なぁ!」
アカシアはガースの腕をはじいた後にガースにまた金棒を向けるがその前にガースがアカシアの腹部にパンチをくらわせる。
「がっ!」
「おいおいこの程度かよ。このガース様を少しは楽しませろよ人間!」
ガースはアカシアに追い込みをかけるがアカシアは攻撃を避けた後になんとかガースの顔面に金棒をふるう。
「ど、どうだ。顔面にくらわせてやったぜ。俺っちの金棒」
「ふ、ふふふ!なんだなんだこの程度か?痛みなんて感じないぞ?むしろマッサージかと思うたわ!」
ガースはアカシアをぶん殴るとアカシアは壁に激突しそのまま気絶する。
「アーバウス。こいつら弱すぎるぞ。本当に魔王様の障害になりうるのか?ガースには微塵も障害になるとは思わないんだが?」
「そうだな。私もそう思ってきた。だが私達を起こした人間の言うこともある。それに私達はいまだに魔界に封印されている身。人間の底力を舐めてはだめだぞガース」
アーバウスという体が細い人間のような男が言うとガースは次にメルインを狙う。
「お前はこのガースを楽しませてくれるのか?」
「やらせない!」
ガースがメルインを殴る前に俺はメルインの前に立つ。弟のことは俺が守らないと!弱くたって体はってでも守る!




