魔族化
クルイに黒魔玉を投げて数分後に黒魔玉は急にぱりーんとわれる。
「やられましたね。どこの誰だか知りませんが黒魔玉をわざと狙って時間が経つと割れるくらいの威力におさめるだなんてなかなかのやつです」
コープスは矢の飛んできた方向を見ていたが黒魔玉から溢れ出た黒い何かはクルイの体を包みクルイはまた急に叫び出す
「ああぁぁぁ!痛い!痛い痛い痛い!体が、体がぁぁぁぁ!」
クルイは涙目で叫んでいたかと思うと数分後、急に黙ってぴくりと起き上がる。クルイの切断された片腕からは黒い腕が生えおでこからは第三の目が縦にひらき、目の色は黒色に変化していた。
「クックックック!イイ!ジツニイイキブンダ!」
「何がいい気分ですか。不気味なやつめ」
コープスは武器は持っていないのでとりあえず構えるとクルイの体をのっとっている誰かが
「クックックック!ワレハマゾクノ、イーター、トモウス」
「片言喋りでよく分かりませんが名前はイーターというんですか?」
クルイの体にやどるイーターと名乗った魔族は頷く。
「スマナイナ。カトウセイブツニアワセルノハムズカシクテナ。カタコト?カワカランガユルシテクレ」
「毒を吐くわりに許してくれとかいうんですね。まぁ細かいことはいいでしょう。あなた方は魔王の部下ですか?」
「ソウダトモ。ワレラマゾクハユウシャノセイデヨウイニニンゲンカニシンコウスルコトガムズカシクナッタ。ダカラコソコノヨウナコザイクヲシナガラニンゲンカイニシンコウシテイル」
「ちょっと長いカタコトだと何言ってるか分かりませんがまぁようするに前の勇者に魔族は負けて今は魔界から進行することができないらしいですね」
片言と言われ、気になったのかイーターは「ア、ア、あー」と発声練習したあと
「こんな感じかな?我はイーター。低級魔族とは違い知能もあるからこうして貴様らにあわせることもできる」
「そうですか。唯一の特技のひろうありがとうございます。では死んでください。ファイアタワー!」
イーターの足元からイーターを囲うように炎の柱がイーターの体を焼いていく。
「これで終わりですね。所詮は魔族といっても魔物と何ら変わりません。この程度で終わるやつなんですよ」
コープスは俺たちに言うとミナキは「すごいの!」と感激していたがコープスの火魔法からイーターは黒こげになりながらも何とか出てきた。
「はぁはぁ。今のは、きいた、ぞ。人間。貴様、名は何という?」
「私はコープス。ただの冒険者ですよ」
「ふ、ははは!おかしなことを言う。貴様ほどの実力者でただの冒険者?嘘をつくでない!」




