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追放された平凡王子は天才冒険者とパーティーを組む  作者: アークマ
一章 追放と始まり
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黒魔玉の力

 ミナキはコープスを誉めていた間にまた別の男が俺たちに近づいてくる。


「やぁ。ミナキの姉御。ずいぶん楽しそうじゃないか」

「あんたは・・・クルイ」


 ミナキはクルイと呼ばれた男、だが俺たちもそいつのことを見たことはあった。なぜなら俺たちの前に現れた男はこの前殺した親分男といた子分男だった。


「ミナキ。俺の兄貴を殺したやつと一緒にいるだなんて。お前は本当に俺たちを裏切ったんだな」

「裏切る以前にあなた達はミナキのこと仲間とも思ってないの!そんなものに仲間なんて当てはまるはずないの!」


 ミナキはクルイに向かって叫ぶとクルイは


「ふ、ふふ。ははは!」

「な、何がおかしいの!兄貴分がやられて頭がおかしくなったの?」

「そうだな。確かにあの時はこれからどうしようかと考えたもんさ。確かに俺は兄貴がいないと何にもできないからな。それに今はアークル会の会長もいねぇ。だが帰ってきたら俺は干されるだろうからどうしよう考えていたが。今となってはどうでもいい。俺は力を手にした。そしてこれでそこの天才野郎を殺す!」


 クルイは黒魔玉を俺たちの前に出したあとコープスに向かって叫ぶ。


「やっぱり黒魔玉を持っていたんですね。誰に貰ったんですか?」

「は?敵に情報を言うわけないだろ馬鹿が。これをてめぇの前でわればてめぇはおしまいだ!」


 クルイはコープスに向かって叫び黒魔玉を地面に叩きつけようとするとコープスはクルイに近づき、黒魔玉を持つ手を掴み


「忠告しますよ。それはあなたには害しかないもの。割ることはおすすめしません」

「は!害ねぇ。どうせこの黒魔玉で力を与えた俺が唯一使える部下もやられた。俺に害があったところで申しにはしないさ。俺にはもう後がないからな」

「そうですか。残念です」


 コープスはクルイに言うとクルイの黒魔玉を持つ片腕を風魔法、ウインドカッターで切断する。


「ぐ、うぉぁぁぁぁぁ!い、痛い!痛いよぉう!」


 クルイは腕を切断されたあと地面に転がり泣き叫ぶ。なんだ?さっきとは様子が違うぞ。


「さて今回の商業エリアでの問題は解決しました。この黒魔玉をギルドマスターにわたして」

「そんなことはさせません」


 コープスが俺たちに話している間にどこからか声が聞こえた。どこだ?一体どこから喋りかけて


「コープスにいちゃん!危ないの!」


 ミナキはコープスに言うとコープスの持っていた黒魔玉に黒い矢のようなものが遠くから飛んできて黒魔玉にささり黒魔玉にヒビが入る。


「やばいですね。これは!」


 コープスは地面で転がっているクルイに向かってヒビがはいった黒魔玉を投げつけた。

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