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『君の笑顔が可愛すぎで好きだった!』  作者: 優貴(Yukky)


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342/434

第42話「東京生活スタート」

新大阪駅を出発した新幹線。

真優

「本当に行くんだね」

美優

「今さら?」

真優

「実感がない」

窓の外を流れる景色。

大阪が少しずつ遠ざかっていく。

将規たち。

学校。

教室。

たくさんの思い出。

真優

「寂しいな」

美優

「少しだけ」

雷斗

「少しか?」

真優

「かなり」

雷斗

「素直でよろしい」

数時間後。

東京駅。

真優

「人多い!!」

美優

「多いね」

雷斗

「はぐれるなよ」

真優

「子供じゃない!」

その数秒後。

真優

「兄ちゃんどこ!?」

美優

「だから言った」

雷斗

「お前だ」

東京初日からいつも通りだった。

その後。

事務所の車で移動。

高層マンションが立ち並ぶ街。

真優

「すごい……」

美優

「テレビで見たことある景色」

担当マネージャー

「ここです」

車が止まる。

目の前には。

高級マンション。

真優

「えっ」

美優

「えっ」

真優

「ここ?」

担当者

「はい」

真優

「ホテルじゃなくて?」

担当者

「マンションです」

真優

「豪華すぎる」

雷斗

「俺もそう思う」

エントランス。

オートロック。

ラウンジ。

広いロビー。

真優

「芸能人ってすごい」

美優

「まだ私たちは芸能人じゃない」

真優

「確かに」

部屋へ到着。

ドアが開く。

真優

「うわぁぁぁ!」

美優

「広い」

リビング。

キッチン。

個室。

設備も整っている。

真優

「夢みたい」

雷斗

「まず荷物整理」

真優

「現実」

翌日。

事務所。

ついに。

レッスン初日。

真優

「緊張する」

美優

「私も」

レッスン室。

そこには。

多くの新人たち。

真優たちと同じ夢を追う仲間。

講師

「今日から厳しくいきます」

全員

「はい!」

最初は発声。

講師

「声が小さい!」

真優

「はい!」

講師

「もっと!」

真優

「はい!!」

次は演技。

さらにダンス。

歌唱レッスン。

気付けば夕方。

真優

「無理……」

床に倒れる。

美優

「同感」

講師

「まだ初日だぞ」

真優

「嘘でしょ」

講師

「本当だ」

現実は甘くなかった。

夢の世界。

華やかな世界。

でもその裏には。

想像以上の努力があった。

夜。

マンション。

真優

「足痛い」

美優

「全身痛い」

雷斗

「お疲れ」

真優

「芸能界大変」

雷斗

「知ってた」

真優

「もっと早く教えて」

雷斗

「聞かなかっただろ」

少し笑う。

だけど。

二人の目は諦めていなかった。

むしろ。

燃えていた。

真優

「負けたくない」

美優

「うん」

真優

「絶対デビューする」

美優

「双子で」

真優

「双子で」

小さく拳を合わせる。

東京生活。

芸能レッスン。

新しい仲間。

新しい夢への挑戦。

すべてが始まったばかりだった。

第42話 完

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