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『君の笑顔が可愛すぎで好きだった!』  作者: 優貴(Yukky)


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第36話「みんなへの報告」

オーディションを受けてから三日後。

結果発表まではまだ数日ある。

真優

「言う?」

美優

「言う?」

登校中。

双子は同じことを考えていた。

スカウトされたこと。

オーディションを受けたこと。

まだ誰にも話していない。

将規たちにも。

でも。

隠し続けるのも違う気がした。

教室。

玲美愛

「おはよー!」

真優

「おはよう」

美優

「おはよう」

将規

「眠そうだな」

真優

「色々あって」

龍太郎

「?」

賢太郎

「何かあったのか」

双子は顔を見合わせる。

そして。

真優

「実は」

美優

「みんなに話したいことがある」

教室。

一気に静かになる。

玲美愛

「なになに!?」

真優

「この前の休みに」

美優

「買い物に行った時」

将規

「うん」

真優

「芸能事務所にスカウトされた」

全員

「えええええ!?」

教室中に響く声。

先生が隣の教室から顔を出した。

先生

「うるさいぞ」

全員

「すみません!」

数秒後。

玲美愛

「え!?!?」

龍太郎

「マジか」

賢太郎

「すごいな」

玲美菜

「本当に?」

美優

「本当」

将規

「だから最近落ち着かなかったのか」

真優

「そう」

玲美愛

「待って待って!」

玲美愛

「それで!?」

真優

「オーディションも受けた」

再び。

全員

「えええええ!?」

先生

「またか!」

教室爆笑。

昼休み。

いつものメンバーが集まる。

玲美愛

「すごすぎる!!」

真優

「まだ結果出てないよ」

美優

「何も決まってない」

玲美愛

「でもスカウトだよ!?」

龍太郎

「確かにな」

龍太郎も少し驚いていた。

モデルを目指している自分でも。

スカウト経験はない。

賢太郎

「夢への第一歩だな」

玲美菜

「二人とも頑張ったんだね」

将規

「受かるといいな」

真優

「ありがとう」

美優

「うん」

少し嬉しかった。

みんなが応援してくれる。

それだけで勇気が出る。

放課後。

帰り道。

将規

「緊張してるか?」

真優

「めちゃくちゃ」

美優

「正直怖い」

将規

「そりゃそうだ」

真優

「落ちたらどうしよう」

将規

「その時はまた挑戦すればいい」

美優

「……」

将規

「夢なんだろ?」

真優

「うん」

将規

「じゃあ簡単には終わらない」

真優と美優は顔を見合わせる。

そして。

二人とも笑った。

真優

「そうだね」

美優

「うん」

結果発表まであと数日。

期待。

不安。

緊張。

様々な感情が入り混じる。

だけど。

一人じゃない。

応援してくれる仲間がいる。

それが今は何より心強かった。

そして。

運命の電話は。

もうすぐそこまで来ていた。

第36話 完

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