表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『君の笑顔が可愛すぎで好きだった!』  作者: 優貴(Yukky)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

324/472

第24話「運命の席替え」

文化祭が終わって数日。

金曜日。

ホームルーム。

先生

「今日は席替えをする」

教室がざわつく。

玲美愛

「きたぁぁぁ!」

龍太郎

「元気だな」

玲美愛

「席替えは人生!」

龍太郎

「大げさだ」

真優

「ちょっと分かる」

美優

「少しだけ」

将規

「分からなくはない」

先生

「静かにしろ」

くじ引き開始。

教室中。

「うわー!」

「最悪!」

「やった!」

悲鳴と歓声が飛び交う。

数分後。

将規は自分の席を確認した。

将規

「ん?」

隣を見る。

美優

「……」

将規

「……」

美優

「隣だね」

将規

「ああ」

少しだけ気まずい。

そして少し嬉しい。

その様子を見ていた玲美愛。

玲美愛

「見た!!」

将規

「何をだ」

玲美愛

「運命!」

美優

「違う」

玲美愛

「絶対運命!」

龍太郎

「放っておけ」

さらに。

真優

「え?」

真優の隣には。

龍太郎。

真優

「よろしく」

龍太郎

「おう」

玲美愛

「待って」

龍太郎

「どうした」

玲美愛

「私、後ろの席」

龍太郎

「だから?」

玲美愛

「近い!」

龍太郎

「知らん」

教室が笑いに包まれる。

授業開始。

将規は前を見る。

先生の話。

ノート。

……のはずだった。

美優

「将規」

将規

「ん?」

美優

「消しゴム落とした」

将規

「ほら」

美優

「ありがとう」

なんでもない会話。

なのに。

少しだけ意識してしまう。

美優も同じだった。

昼休み。

玲美愛

「どう!?」

将規

「何が」

玲美愛

「隣の席!」

将規

「普通」

美優

「普通」

玲美愛

「息ぴったり!」

真優

「また始まった」

龍太郎

「放置でいい」

午後。

授業中。

将規はふと窓の外を見る。

青空。

秋の風。

文化祭は終わった。

でも。

日常は続く。

少しずつ変わりながら。

少しずつ前へ進みながら。

放課後。

帰り支度をしていると。

美優

「将規」

将規

「どうした?」

美優

「隣の席」

将規

「ああ」

美優

「悪くないね」

将規は少し笑った。

将規

「そうだな」

美優も笑う。

夕日が教室を照らしていた。

新しい席。

新しい毎日。

そして。

少しずつ変わっていく関係。

そんな予感がしていた。

第24話 完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ