❁八話❁「松田雅広。」
扉を半分のところで一度止めて、運命の男が座席に座っているか覗き込むように見て確認をした。
案の定、運命の男の姿は無かった。
よ〜~しっ!!良いぞ~~~!!
俺の名刺を持っていってくれただろうか?
意を決して扉を全開に開けた。そして、俺が先程座っていた席を確認した。
俺が目にしたものは!!
新聞の上にはピンク色のなんとも可愛らしい名刺が置かれていた。確実に俺の名刺ではない。
も、もしや、運命の男が俺の名刺と引き換えに自分の名刺を置いておいてくれたってことか?!
すかさず、運命の男のものであろうピンク色の名刺を手にして名刺の中身を確認した。
確認した時、俺は感極まり男泣きするところだった。溢れる出る涙を必死でこらえたのだ。
淡いピンク色の名刺の中には運命の男の名前や携帯番号、メールアドレ等が記されていた。
ピンク色の名刺か、運命の男らしくとびきり美しい名刺ではないか!!!!
「松田雅広」とゆう名だったのか。ウム、実に美しくすぎる彼にピッタリな名前だな。
名前の上に太文字で「♡♡クレープ大好きッコのお店♡♡」と書かれていた。
クレープ屋で働いてるのか?
おお!!俺、クレープ大好きだぞ。バナナチョコのクレープが一番の好みだ。
ウム、美しい店の名だ。
名前の冒頭には「店主」と書かれているぞ。てことは店を経営しているのだな。
俺と一緒で社長とゆうことか。
ウム、この世で最も美しい社長だ。
店の住所も確認できた。ウム、美しい住所だ。
携帯番号も確認できた。ウム、美しい携帯番号だ。
メールアドレも確認できた。ウム、美しいメールアドレだ。
では早速、美しき雅広に俺のできたて熱々のLOVEの気持ちを込めたメールをまずは送ってやろうではないか!!
自己紹介を兼ねて、俺の本名と熱々LOVEを込めたメールを作成し雅広宛に送信することができた。
❁八話❁終わり、九話へ続く。




