表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あくまでも部長です ― 悪魔契約コーポレーション営業部 ―  作者: 白神ブナ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
69/75

第69話 新年の朝

 昨夜の大晦日カウントダウンライブが終わって、帰ってきたオクト部長。

ビールを飲んだら、酔ってそのまま、わたしの膝枕で寝てしまった。


わたしは、そーっと膝を外して、ラグの上で寝ている部長に、毛布を掛けた。

いつもなら、天井にぶら下がって寝るのに、よほど疲れたのだろう。



 それから数時間後。

元旦の朝がきた。


朝日が差し込むリビングルームの床に、オクト部長は寝ていた。

夜中、起きることもなく、そのまま寝ていたらしい。


「部長……、朝ですよ~。新年ですよ~」


挿絵(By みてみん)


いつもなら、天井で寝たら、早朝に起きてジョギングしてくる部長が……、なかなか起きない。

これは、激レアなシチュエーション……ではないだろうか。

まさか、死んでないでしょうね。


わたしは、オクト部長が呼吸しているのか確認しようと、顔にそっと近づいた。


スー、スー、スー、


よかった、生きている。

悪魔なんだから、あたりまえだ。

でも、ちょっと待って……。


この新年早々のお寝坊さんの寝顔、よくよく見ると超イケメンだ。

これは、絶好のチャンス。

キスする?

まさか、ダメよ。

元旦から、寝込みを襲うなんて、そんなこと、わたしは……する!


Chu!


やってしまった! 

キャッ! わたしって悪い子。

小さな声でつぶやいた。


「起きないと、もっと、いたずらしちゃうぞー」


すると、

オクト部長の琥珀色の目が、ばっちぃぃーん!!!! と、開いた。

挿絵(By みてみん)


そして……


「ぜひ……」


そう言って、わたしを引き寄せた。

きゃーーーーー!

ごめんなさーーーい。

逃げようとしたけど、逃げられなかった。


挿絵(By みてみん)


もちろん、わざと寝ていたのだ。

悪魔だからね。

こういう手法は得意なんだって。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ