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96.2024年6月 三豊ホテル視察

藤原秋風(ふじわらあきかぜ) 30才 2011年高校三年生に転生し、大学卒業、四菱商事へ入社後、司法修習を経て独立。

細川松男(ほそかわまつお) 三豊ホテル事業部長 ホテル経営経験者で中途採用にて勤務

景山智輝(かげやまともき) 秋風の高校時代の親友。独立して不動産会社経営

2024年6月

香川県三豊市に秋風はホテル事業部長の細川といた。

「ここが父母ヶ浜になりまして、売り出しているホテルがあちらになります」

少し丘側に歩いて行くとホテルというより旅館であろう。部屋数も少なそうである。

「部屋が洋間で10部屋あるのでホテルとなります」細川が案内していた。

「10部屋あるんだ。随分と使われていないのかな?」

「はい、今でこそ市役所の努力で父母ヶ浜が有名になっていますが、何故ここにホテルを作ったのかが不思議な感じで、利用客がいなかったため、廃業されてから廃墟となっています」

「これは、ホテルの売り出しというより土地の売り出しだね」

「その通りかと。ただ、ここは汲み上げですけど温泉が出るので、強気の値段ですね」

「しかし、廃墟だと使用していなかったから工事し直さないといけないだろうし、再度検査しないといけないだろうからね。それなりに交渉しないとね」見ていると景山智輝と不動産会社の人が来た。

「どうも、オレンジ不動産の林です。先に内覧していたんですね」

「はい。景山も久しぶり」

「おお、久しぶり。少し林さんと話をしていた」景山が話す。

景山がいるので安心と思っていた秋風。


「景山さまと話をしたのは、1000坪の土地の値段で、長年汲み上げ温泉が使われていなかった事から工事が必要である事を考慮して、当初3000万円でのお話でしたが2000万円でのお話でどうでしょうか」林さんが提案した。


「景山に任せているので、良ければ契約願います」

若干の高めであるが、温泉の湯口権もあるので妥当な折り合いをつけた。

「香川県の温泉法の届け出場所は?」

「香川県健康福祉部薬務課と思われます」

「実は、温泉法の届出が見つからず、今回一緒に県庁へご同行致します」林さんが提案する。

「僕が代理で行くから、秋風は同行しないでいいよ」

「あ、大丈夫。高知県知事から香川県知事に水素プロジェクト関連で話もあるので紹介状を預かっているので、一緒に行こうかと思ってる」

「水素プラント?」

「いや、こっち側は電気だけと思っている。計画では電気ミニカーでの施設移動なので水素車にするには小型化が間に合わない」

「なるほど、どんな構想で?」質問する景山の横で林氏も興味深々である。

細川が説明した。


「温泉については、メインのホテルの温泉を各施設のタンクへ持って行き、少し加熱して利用します。メイン施設から各宿泊施設までは、電気ミニカーで移動します。食事の時はメインのここで食事します。ホテルのレストランはオーシャンビューのレストランとして宿泊者以外にも利用できるように活用します。」

「付近の宿泊施設は何ヶ所ぐらい候補がある?」

「10ヶ所は可能です」

「智輝、買収は任せた」

いいねの手をした智輝と一緒に秋風は香川県庁へ向かう。



個人資産   ドル:14万ドル 円:3億3,000万円

 日本秋風預金     24億円

 日本秋風資産    728億円

 日本運用資金  1兆1,250億円

   運用内容 ベンチャー・不動産投資1000億円

             AI株式運用  5,000億円

            ビットコイン 1,250億円

                 金 4,000億円

 ハワイ秋風     60万ドル

 ドバイ秋風     7億ドル

 ドバイ秋風(運用)  22億ドル

         2兆8790億円 日本への貸付金なし

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