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93.2023年9月 サララ出張

藤原秋風(ふじわらあきかぜ) 30才 2011年高校三年生に転生し、大学卒業、四菱商事へ入社後、司法修習を経て独立。

静香マクトゥーム 秋風の同期 神奈川出身 ドバイ秋風副社長、ドバイ所長のマアムーン夫人。

2023年9月

ドバイから来ていたチャーター機にてマスカットからサララ旧空港まで1時間で到着した。

サララ旧空港は、国際空港とは別に国内便の為の空港で、利用客は少ない。

そのうえ、チャーター機は珍しいらしく、注目を浴びていた。

国王からの手配なので、国賓並みの扱いのようである。行く先々で軍隊が警備をしてくれていた。

「ものものしい雰囲気ね」静香が言う。

サララ空港から車で移動。整備された道を進むと徐々に周辺の家がなくなっていき、そのうち家が無い状態がつづいていく。

海岸沿いの道は永遠に続いていくかのように砂浜の海岸が続いていく。

家も何もなく海岸がだけが永遠に続いていく。


「理想的だな」秋風が呟いた。

海岸の中にポツンと設置された簡易テントに近づく。

全員が降りて計画地を見ていると、オマーンの担当者が秋風に近づいてきた。

「どんな建物ができるのでしょうか?」

「発電施設と水素と合成燃料のプラントと水素貯蓄施設、石油貯蓄施設を併設します。プラントと貯蓄施設は離します」

「ここら辺は町がないので人手確保が難しいです」

「プラントは無人で良いのですが、警備と港の人員は施設を作って常駐いただく感じでしょうか。一つの町や基地を作ると考えていただいたら良いと思います」

「分かりました。サララの都市計画の一つに加え、外国からの働き手も加わるように手配します」


官僚は秋風達のプラントに優遇をしてくれるようである。


オマーン側で用意してくれた簡易テントにて。

プラント発注先の石谷産業傘下外国法人と電話会議を行う。


「風車と小型水素プラントのセットと太陽光と小型水素プラントのセットをパックにした施設を20ヶ所設置したいと考えています」秋風が発言した。

無人に対応するために、水素タンクを自動で収集する。水素タンクはサイコロ型のロゴブロック形状になっており、立体的につみあげる事が可能になっているのである。

「現状の計画ですと完成までに2年程かかりますが、よろしいでしょうか」

「お願いします」

最終の計画では、水素プラントで作られた水素タンクを貯蓄、貯蓄のタンクは貯蓄場所で保管。合成燃料用に使用するタンク自動搬送で合成燃料プラントまで運び、原料として使用されて、空のタンクが戻って再利用される。といったサイクルになる。


「田畑どう思う?」

「いい場所じゃないかしら。国際空港も近いし、街にも行ける。申し分ないと思うけど」

「そうだね」

官僚に決定した事を告げると、官僚は歓喜の舞を踊っていた。


翌日、サララからドバイに戻り、秋風だけ日本へ帰国。帰りに飛行機から見える砂漠を見て、再エネ事業を加速させていく思いを強固にする秋風である。

個人資産   ドル:14万ドル 円:1億円

 日本秋風預金     80億円

 日本秋風資産    228億円

 日本運用資金    101億ドル(約1兆4千億円)

   運用内容 ベンチャー・不動産投資 500億円

             AI株式運用  3,000億円

            ビットコイン 2,500億円

                 金 8,000億円

 ハワイ秋風     60万ドル

 ドバイ秋風     7億ドル

 ドバイ秋風(運用)  22億ドル

         1兆7800億円 日本への貸付金残70億ドル

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