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88.2023年3月 配当とボーナス

藤原秋風(ふじわらあきかぜ) 29才 2011年高校三年生に転生し、大学卒業、四菱商事へ入社後、司法修習を経て独立。

安藤監査役と秋風はボーナスを配当でするかを検討していた。

「安定的な従業員の資産形成を考えると持株会を考えていたのですが、非上場の配当金は総合課税のなるので多額の配当金だとメリットがないように思えるのです」

「配当には社会保険料がかからない事がメリットだけど、年金額に影響しなくなるので、逆に給与の方がいいのでは?」

「そうですね。目先の事ばかり考えていましたが、将来的な事を考えると給与を厚くした方がいいような気がしますが、両方導入もありですよね」

「そうね、社会保険料は上限があるし、皆んながメリット・デメリットを理解していればいいと思う」


法人の所得から最終的に個人に分配するには、現在の税金は法人で3割なので、7割の利益に対し最高で55%の個人の税金がかかる。つまり、元の利益からすると3割が個人の手元に残る計算となるとなる。


「皆んなで海外に居住したら?」随分と飛躍した税理士の意見だ。

「いえいえ、納税は国民の義務ですから」笑いながら応える秋風。

「あ、そうか、貴方は弁護士でもあったわよね」

「皆んなの国内における運用の努力の結果ではありますし、社会循環の為に利益を上げる辛さと思えば良いでしょう」


従業員全員からアンケートをとったが、全員が給与とボーナスで良いと言う意見であった。

秋風の想いは1周して戻った感じである。


配当にしても給与にしても、全員の住民税と社会保険料は最高額になっているので結果どちらにしても同じなので、今更感はある。と言うのが皆んなに聞いた感想である。


打ち合わせスペースに加藤洋子と吉村葵、秋風が5月決算に向けてのミーティングを行っていた。

「利益では、金の一部売却で1500億、投資は積極運用B型が7700億、運用確認型が5500億の合計で1兆4,700億の予定です」

「2ヶ月で少し市況が予想以上に落ちそうだから少し利益は減るかな?」

「はい。4から5百億円は前後するかと思います」

「皆のボーナスも楽しみですね」秋風が皆を奮い立たせる。

「はい、昨年同様にB型が好調でしたので嬉しいです」加藤が喜びのドヤ顔になった。




個人資産   ドル:14万ドル 円:5000万円

 日本秋風預金     80億円

 日本秋風資産    228億円

 日本運用資金    135億ドル(約1兆8千億円)

   運用内容 ベンチャー・不動産投資 500億円

             AI株式運用  3,000億円

           ビットコイン 2,500億円

                金 12,000億円

 ハワイ秋風     60万ドル

 ドバイ秋風     7億ドル

 ドバイ秋風(運用)  22億ドル

         8800億円 

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