表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/32

価値


死になにかしらの価値はあるでしょうか?

生きている、だけに価値などそもそもあるのでしょうか?

考えても見てください。

毎日毎日人は死ぬ。

だれかは死んでしまうのです。

誰も死なない日なんてない。


それを悲しむ人は多かれ少なかれいるでしょう。


でもそれが全くの赤の他人なら?

面識がない知らない人なら?

世界の裏で誰か死んだら貴方は悲しみますか?


つまり、他人にとって無関係な物に価値など存在しない。


仮に今私が死んだとして悲しむのは親、親友、恋人、兄弟、子供。

家族だけです。

しかし、私には価値など最初からありはしない。

私自身の価値など、他人からの私の価値なんて無価値で、無意味で、なにもない。


失敗だけの毎日。

無為に浪費する時間。

中身などない中傷。

憎しみや怒りの目線。


気持ちの悪いものを見る目線、見くだし蔑む言葉、それを受ける誰にもわからない苦痛、わかってもらえない苦しみ、ここまで落ちてしまった自分に対する怒り。、


無価値で、無意味で、意味などない。


私には、生きる、ではなく、生きている、が正しい。

生かされている。


誰かの優越感の為に。

誰かの支配欲の為に。

誰かの暴力を受ける為に

誰かの劣等感を満たす為に。


私が生きている価値はあるのでしょうか?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ