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第9話 アヤ2

 多少緊張しながらどんな女とマッチングしたのかと女のプロフィールに飛ぶと女は画像に写真を載せていた。ごく普通の、十段階で言えばまさに五にあたるような見た目の女だった。

 

 

 何も見ずいいねしたので野生のブタみたいな女とマッチングしたのではと想像していた俺は正直拍子抜けしたが、メッセージをして良いようなのでとりあえず

 

 

 「こんにちは。俺はトマトといいます、よろしくお願いします」

 

 

 という挨拶とハンドルネームを名乗った。

 するとすぐに


  

 「マッチありがとうございます。私はアヤといいます。こちらこそよろしくお願いします」という返信が来た。

 

 

 アヤは見た目よりも積極性のある女のようだった。お互いの趣味やこの間こんなおいしい料理を食べただの、当たり障りメッセージのやり取りが続き、アヤが

 

 

 「会ってみればお互いどんな人がわかると思うので、良かったら会ってみませんか?」

 

 

 と提案してきた。俺には竜さんから教わった2人の時間を俺自身が楽しむというものが実践できるし、来たるこの日の為に服だって用意していた。断る理由はどこにもない。俺達は街にあるカフェで夕方待ち合わせることに決まった。



 アヤとの約束をとりつけた後、もう1人マッチしたのだが、その女の画像を確認したところ野生のブタであったのでメッセージはしなかった。

 


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