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第8話 アヤ
翌日、朝起きてチップルを開き十人にいいねが出来る様になったのを確認した俺は、昨日竜さんから勧められた年の近い適度な見た目の女を探した。
何にでも言えることだが、いい塩梅のものというものはいざ探すとなると中々見つからないものである。
俺は竜さんの話の検証なので見てくれなど今日は別にいいか、と画像も見ずに表示された女十人にパッパッといいねをしてアプリを閉じた。竜さんの話が本当なら今日はマッチングするはずだ。話が本当ならの話だが。
俺は今年二十三になる齢なのだが、事情により一応まだ親の脛をかじる学生の身であるため日中は勉強に充てることにしている。朝の勉強を終え昼飯はなにを食おうかと思案しだした時、スマホの通知音がポーン、と鳴った。
バッとスマホを掴み、画面を見ると通知はチップルからだった。
「マッチしました!」
胸の高鳴る音が聞こえるようだった。




