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第31話:エン、ロア、セーナ、ユート⑤
不穏な空気です。セーナとユートは・・・!?
「セーナ、写真の笑顔、硬いね〜」
「うっるさいなぁ。写真撮られるのは苦手何だよ」
セーナやユートとの写真は非常に多かった。中には楽しかった出来事もある。しかし、その写真はユートとともに「遺影」の中にあった。
今日はセーナとユートの葬儀だった。ロアは呆然となりながら言う。
「・・・何の冗談だろうな。セーナとユートが子供を残して死んだって」
『私、エンのこと好きだよ。だってこんなに優しいんだから!』
『しょうがないなぁ。僕が勉強を見てあげるよ』
「・・・っ!何で・・・!」
セーナとユートは出産予定日に馬車の事故に遭ったらしい。子供のために命を使ったと思う。しかし・・・
「私は育てんぞ。あいつが勝手に結婚したんだ。引き取り手の孤児院もないなんて知らんわ」
「声大きいですよ」
(セーナの、お父さん・・・だよね?)
エンの中のセーナのお父さんは優しそうなイメージだった。しかし、なぜかセーナは不満そうな顔をしていた。その意味に気付いたエンはセーナの父親に聞く。
「・・・あの」
そのセーナとユートの子供が、イブだった。
次回、四人の過去最後!お楽しみに!




