王子なPRINCESS
今回はSPECIAL GUESTに来て頂きました、どうぞ。
「どうもぉ、こんにちはぁ、せいのぉ、いもうとですぅ。」
ありがとうございます、来て下っさって、名前も紹介してくれると助かります。
「こうのぉ、かぐよぉ、ともうしますぅ。」
ありがとうございます、香久善さん。
それではまた来週!
「これからぁ、はじまるのではぁ?」
やぁ!急で悪いけど自己紹介させてくれ。
ボクは王野 姫
皆からは姫様って呼ばれてる。
ボクには悩みがあった。
ボクがモテすぎる!
分かる!ボクはかっこいいカツ美しい。
男子も女子もボクに惚れている。
男子は顔を見たあと胸、尻を見てくる。
つまり…スタイルがいいのさ。
女子はどさくさにまぎれて触れようとしてくる。
つまり…肉付きがほどよいのだ。
まぁちょっと困っているのだが。
一度先生に相談した事がある。
先生「そ、そうよね…王野さん人気だもんね…」
先生「分かったわ、それとなく言っとくね」
ただ、たくさん女子から反抗的態度をくらい。
そしてその先生は女子から信用されなくなった。
ほんとにごめんなさい先生。
でも…まぁボクがお願いしたんだって言ったら、
先生の事は大丈夫になったんだけど。
悪化した。ボクへのスキンシップが
ちょっとエスカレートした。
ボクは人から好意を向けられることが多い、
だから期待されて嫌われる、たくさん好かれる努力をした途端に好かれる。
ボクは嫌われるのが怖いのだ。
自分の気持ちも伝えられないままなのだ。
一人にしてとか、ちょっと一人でいたいとか、
簡単なはずなのに言えない。
はぁ…ぴえんだ…。
ボクにはSeoul Mateを
見つけなきゃいけない使命があるのに。
ずっと女子達が群がってくるから、
あんまり動けないし、
学校だってまだ行ったことない場所あるし、
ボクの家に女子達はスタンバっているし、
ぶっちゃけ一人の時間がない。
そんな時にある噂を聞いた。
女子A「聞きました?姫様、テラスで
幽霊が出たとか」
女子B「やめてくんなまし、耳が穢れるわ」
女子A「あら、失礼いたしました」
この学校にテラスがあったんだ。
ボクは気になったのでそれとなく聞いてみた。
姫「どんな噂があるの?」
女子A「気になりますか?」
姫「少しね」
女子A「何でも、先生が夜の見回りでテラスに
行った時に人影見えたらしく、生徒が隠れているのかと思ったら誰もいなかった…らしいですよ」
女子B「はん!ただの見間違いでしょうに!」
そこなら一人になれるかも?
姫「皆はテラスに行ったりするの?」
女子A「あんな気味悪い所誰も行きませんよ」
女子B「いろんな噂が巻き起こっていると
言うことは、何かしらあるのかもしれませんが」
女子B「まぁ私は信じてはいませんが、
念のため、あそこに行っては行けませんよ」
姫「そうだね、ボクも怖いから行くのは辞めとくよ」
女子A「大丈夫です!私が命に代えましてお守りいたします!」
女子B「私もですわ!
だから怖がらないでくださいまし!」
うーん、気になるけど、
ボクが一人になれる時間なんてあるのかな?
こっそり一人で行きたいけど無理だろうな。
休み時間になったが、
女子A「お昼一緒にいいですか?」
女子B「私もお供したいですわ」
他の女子達も混ざりたそうだ。
姫「えっと、ちょっと用事があって…」
女子A「ならば一緒に行きます!」
女子B「お供しますわ」
ダメだこうなってしまっては、
どこまでもついてくるだろう。
姫「先生に呼び出されてて」
姫「だからボク一人で行ってくるよ」
女子達が唸っている。
姫「それじゃあ」
とりあえずこれで行けるか?
ドアから出て来て少したってから、後ろを見ると。
あーついてきてる。
どうしようこのままじゃ嘘ついたってバレる…。
角を曲がってダッシュして撒こう!
ドンっと音がした、人とぶつかったってしまった。
ちなみにボクはなんともない体幹を鍛えているから!
姫「ごめんなさい!」
女「全然大丈夫ですよ」
女「それよりあなたは大丈夫ですか?」
姫「はい、ボクは大丈夫ですけど」
まずい、Girlsがくる!
女「あの何か困ってますか?」
姫「え」
喋ってる暇ないのに、
女子A「すごい音がしましたけど
姫様大丈夫ですか?!」
女子達がきてしまった。
姫「あ、うん、大丈夫」
女子B「やはり外は危険!
私たちが護衛いたしますわ!」
う、これはやばい、一人なりたくて嘘ついたのも
バレそうだし、どうしよう。
女「あの何か困ってますか?」
姫「え?」
女子B「何を言っているのですか?」
女子A「もう行きましょう!」
女子達はボクの腕を掴んできた。
女「あの!」
ぶつかってしまった人が大きな声を出した。
女「具合悪そうですよ」
女子達は驚いた。
女子A「姫様!大丈夫ですか?!」
女子B「用事というのはもしかして…」
あれ、これなら、
姫「あ、うん、ちょっと具合悪くて一人にして
もらえないかな?」
言えた…。
女子A「わ、分かりました」
女子B「お気をつけてくださいまし…」
女子達が退散していく。
女「何か大変そうですね」
この人は、ボクに気を遣ってくれたのか。
姫「あはは、バレちゃったか」
この人にはバレてしまったな。
まぁいつかはバレるとは思っていたけど、
正直女子達には悪いけど、鬱陶しかった。
でも、そう言ったらいじめられるじゃないかって
思ってしまって。
やっぱり怖いな。誰かに嫌われるのは。
姫「秘密にしてくれると嬉しいな」
女「いいですよ」
女「せっかくだしお昼どうですか?」
おお、初めてboyにご飯を誘われてしまった。
多分この人は下心とかないんだろう。
この人は信用できそうだ。
理由も根拠もないけど、信じたいな。
女「こっちです」
ボクが女子達と出会わないように、
先導してくれた。
ドアがある所で止まった。
ついたのかな?確かに暗くて人がいなさそうだ。
女「この先テラスなんですけど大丈夫ですか?」
この先がテラスなのか。
姫「大丈夫だよ、むしろワクワクする」
まだ名前も知らない人がドアを開けてくれた。
すると風が吹いた。とても涼しくてあたたかい。
心地が良い。他に人が二人いた。
静香「女…その人は?」
女「えっと僕も名前知らなくて」
静香「どういう事?」
女「まだ、自己紹介してなかったね」
女「僕は男澤 女」
静香「あぁ、私は全知 静香でこのデカいのが好野 静」
姫「ボクは王野 姫よろしく」
静香「でどういう事?」
女「いろいろあってー」
静香「あぁ、そういうね」
静香「大変だね、モテる人は」
何か、一瞬で理解されたんだけど。
女「それじゃあ食べようか」
女「王野さんの弁当は?」
教室だー!でもここにいたいー!
女「僕が取ってきます?」
姫「いいのかい?」
女「僕より静香さんのほうがいいかなー?」
姫「いや男澤さんに頼むよ、
バッグごと持ってきてくれると助かる」
女「はいよー」
10秒後
女「持ってきたよー」
姫「早い!」
女「いや実は女子達が集まってて
何か話してたんだよ、何だろうと思って近づいたら、王野さんのバッグ持ってて、おろおろしてて」
女「僕に気づいてバッグを渡してきてさ、
お昼食べれそうなら食べさせてくださいって
言ってて」
姫「そうだったのか、ありがとう」
ボクにバッグを渡してくれた。
モグモグ time
とっても美味しく感じる。なぜだろう。
いつもなら女子達の視線がすごくて、
食べてるというより入れてると
言う方がしっくりくるぐらいだった。
外で食べてるからかな?
それともこの人達と食べてるからかな?
分かんないけど、気分がいい。
それと、ボクは見つけた!
destinyなSeoulMateに!
普通にタイプだし、性格もいい!あと、かわいい!
姫「女!」
女「はい?なんですか?」
姫「ボクと友達になってくれるかい?」
女「はい、いいですよ」
ふふ、女は多分恋とかには疎いだろうけど、
このボクがたくさんアプローチして、意識させて、
ドキドキさせて、メロメロにしてやる!
女はボクの物だ!ボクが依存させてやる!
静香「あぁ、静、お前ピンチだぞ」
ボーイッシュさん登場しました。
これはいったい、どうなってしまうだー?!
王野 姫さんは好きな人が出来たことがないため、
女の事ガチ恋してます。ちなみに独占欲ヤバいです。
なんなら束縛までいくかも。




