↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/28

せいよく

お待たせし……。

らんさんに見られた。

でも死角になっててキスしてるかは見られていない。

らん「え…な、え…そん…え、ん…?」

混乱してる。

らんさんが深呼吸している。

らん「襲ってる…?」

変な方向に誤解されたかも。

じょう「ちょっと転んじゃって」

らんさんは納得した。

じょうらんさんはなんでここに?」

らん「え?!いや…お腹空いて……」

ここ更衣室だけど…。

らん「あっは〜じゃあね〜」

スキップでどっかに行ってしまった。

にしても、キスやばいな…少し自制しないと。

じょう「行こっか?」

好野こうのくんが頷いた。

視線を感じる…。

うぅ…キスしたくなる……。

見ないでぇ〜。

じょう「ねぇ、どうしよう…キス、ハマりつつあるんだけど」

僕は好野こうのくんに相談した。

好野こうのくんは頷いた、もしかして僕だけじゃない…?

何か対策をしないと…でも我慢できさそう。

そもそも我慢したくない…。

待って…なんか…体だけの関係になってない?

うわぁ、どうしよう…。

そうだ、ねぇさんに聞こう。

悩みをいろいろと解決してくれそうだし。


静香しずか「どうしたの?」

静香しずからんに聞いた。

らん「なんか…目覚めたかも…」

らんは真顔でそう言った。

静香しずか「あぁ…見たのか…」

なんとなく静香しずかは察することができた。


なんやかんや帰る時間


まずは依存しているか、確かめるために一人で帰ってみよう。

じょう好野こうのくん、今日は僕一人で帰ってみたい」

好野こうのくんの目が大きく開いた。

じょう「それでどんな感じか試してみる、好野こうのくんに依存してるのか、依存してないのか」

好野こうのくんは複雑な顔をした。

嬉しそうな、寂しそうな。

じょう「今日だけだから…」

好野こうのくんは寂しそうに頷いた。

うぅ…一緒に帰りたい…。

ひめ「どもども〜じょうを攫いに来ましたー」

手を波みたいにWaveさせて教室に入ってきた。

静香しずか「あぁ…すまん、すぐ連れてく」

静香しずかさんが王野おうのさんを抱えて連れて帰った。

らんさんも来たけど静香しずかさんが連れて行った。

よし、帰ろう。

教室から出て、学校の外に出た。

…………。

……………。

………………。

うぅ…。

こんなに長かったっけ…?

いつもは、好野こうのくんと歩いていたらすぐお家に着くのに…今日はお家に着くのが遅い…。

後…寂しい…。

いつも一緒に帰ってるからなー。


お家に着いたけど、なんか物足りない…。

お家に入るとねぇさんがいた。

だん「おかえりー」

ねぇさんはアイスを食べていた。

じょう「ただいまー」

相談してみようかな。

じょう「ねぇ、ねぇさん」

だん「何?」

じょう「相談したいことがあるんだけど」

ねぇさんは珍しいな、と言った。

だん「いいけど、ここ玄関だよ、ソファに座って話そう」

確かに。

じょう「そうだね…ちょっと先に座って待ってて」

Bagとか服とか置いてこよう。

ポイ。

置いてきた。

ねぇさんはアイスを食べながらスマホをイジっていた。

僕もソファに座ってねぇさんに聞いた。

じょう「好きな人について聞きたくて」


好きな人?

私の?

なんで?

だん「え?なんでそんな事聞くの?」

じょう「いや、その…大事なことだと思うから…」

えぇ…。

だん「何…が聞きたいの?」

何を強調してみた。

じょう「そのぉ、体だけが…目当てになってるんじゃないかって思ってて……だからそれってどうなんだろうって聞きたくて」

…おい。

いいだろ、別に。

てか、知られてたのか。

だん「私の意見が聞きたいの?」

じょう「そう…常識人でしょ」

皮肉かよ…。

だん「はぁ…あのね、体だけじゃないよ、別に」

まぁ…確かに相性とかあるし、そもそも自分を受け入れて愛してくれる人間って少ないのよ、絶対。

じょう「…そうかなぁ…?」

だん「そうだよ、ちゃんと好きだから、いいでしょ」

じょう「そうだよね…ちゃんと好きなら…」

にしても…珍しい私の事について相談するなんて珍しい。

だん「別に心配される筋合いはないよ、ちゃんと愛し合ってるし、可愛がってるし」

じょう「え?」

素っ頓狂な声が聞こえた。

だん「何?」

じょう「僕…僕の話してたんだけど…」

え?

ん?

私の事じゃないのか…。

あーじゃあ、本格的に好きな人ができたのか…。

だん「何だよ…ビビって損した」

じょう「さっきのは何の話だったの?」

だん「ガキには分かんないよ」

アイスの棒を咥えた。

じょうに好きな人か…恋とか愛とか無知だったのにな、じょうを好きにさせた人…やるなー、どんな手使ったんだろう。

じょう「ねぇさん…誰かと付き合ってたの?」

だん「あーそうそう」

適当に答えとこう。

だん「じゃあ、もういい?」

じょう「待って、最後に…僕…これ以上その人と一緒にいるともっと好きになっちゃうかもしれない…そしたら迷惑をかけちゃうかも…どうすればいいかな…?」

うーーん。

だん「その人はお前のこと好きなの?」

じょう「うん」

じゃあ、大丈夫じゃね?

それで嫌われても仕方なくてね?

体と合わないなら距離を置くべき、人生に支障が出るならなおさら距離を置いたほうがいい。

だん「大丈夫だよ、じょうは相手を想いやれるから…それにソフトタッチできる人だから」

相手を想いやれる人なら大丈夫でしょ。

エッチな事もね。

気持ちよくなってほしいなら、相手と一緒に確かめるべき。

経験談だけど、ローション使ったほうが気持ちよかった。

オススメ。

だん「私は経験沢山あるからまた、何かあったら言いな」

その時は相談に乗ってやるか。

じょう「ありがとう…あ、そうだ、もう一つ聞きたい」

え…。

まだあるの…?

終わる流れじゃん。

だん「何だよ…」

じょう「僕…キスの跡を無性につけたくなっちゃんだけど…止めたほうが…いいかな…」

こいつ…キス魔かよ…。

待った?

待った待った待った。

え?待ってない?

あ…それじゃあ…さようならー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。