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追放された魔術師は、神に観測されながら暮らしている〜生活魔法しか使えないのに、加護が止まりません〜  作者: 灰音 澪


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52/66

第52話 開演前、王子は客席へ、厄介な男は舞台裏を見ていた

 当日の朝。

温泉郷は静かだった。

けれど、いつもの朝の静けさじゃない。

誰もが少しだけ声を落として、始まる前の空気を壊さないようにしていた。


湖面には白い朝の光が散り、湯気は今日もやわらかく立ちのぼる。

果実酒広場の机はまだ半分しか埋まっていない。

商縁通りの店先も、ようやく開き始めたばかりだ。


それでも、そこを歩く人の顔は、いつもと違っていた。


温泉を楽しみに来た顔じゃない。

旅の疲れを癒しに来た顔でもない。


「今日だろ?」

「新曲の」

「共鳴鈴って何だろうな」

「歌が残るって、本当か?」


朝のうちから、そんな声があちこちで交わされている。


 ゼノは、音舞殿の前に立っていた。


建物の正面。

客が集まり、入っていき、終われば出てくる場所。


今日はここが、ただの入口じゃない。


今日はここから全部が始まる。


《視聴者数:501,728》

 

〈コメント:待ってましたー〉

〈コメント:波乱も起きそうだな〉

 

《ラグゼル(商運の神):今日は金の匂いがするな》

《リュケオン(娯楽の神):開演前の空気、たまんねえ》

《エモーシア(感情の神):みんな期待を飲み込んでる顔してる》

《神フィクサル:始まる前から、もう勝負だ》

《エルディア(記録の神):本日、初回販売記録を確認》


「机はここで固定します」


ゼノが言うと、ロイドが置いたばかりの販売机を見て頷いた。


「看板はここでいいか?」


「はい。そこなら舞台終わりの流れを切りません」


音舞殿から見える。

果実酒広場へ抜ける導線ともぶつからない。

客の熱を殺さず、そのまま足を止めさせる位置だ。


売るための場所としては、悪くない。


共鳴鈴は、まだ工房に置いてある。


先に見せない。

先に触らせない。

先に欲しがらせすぎない。


今日の主役は、新曲だ。


そこを履き違えれば、全部が鈍る。

歌も、商品も、残るはずの熱も。


「販売は舞台の後。そこは変えません」


念を押すようにゼノが言うと、工房の六人が揃って頷いた。


マギウス。

ラナ。

ミアナ。

ベルク。

ハイン。

ルーク。


「マギウスさんは全体を見てください。補充が詰まりそうなら先に回してほしい」

 

「ああ」

 

「ラナさん、ミアナさん、ベルクさんは前で販売を。客に止まってもらうのはそこです」

 

「分かりました」

 

「ハインさんとルークさんは後ろ。品を切らさないでください。変な動きがあれば、そっちも見てほしい」


「はい」


初回だ。

何人来るかも分からない。どこで詰まるかもまだ読めない。

だから、流れだけは先に作っておく。


「販売の時は、共鳴鈴から歌を流してください」


ゼノは六人を見渡した。


「共鳴鈴が何なのか、客はまだ分かっていません。だから、ただ置くだけじゃ駄目です」


ベルクが真面目な顔で頷く。


「聞かせる、ってことですね」


「はい。帰る道中でも、宿でも、家に帰ってからでも、好きな時にこの歌を聞ける。そこまで伝えてください」


「まだ世にない物だ」

ロイドが、子供みたいな顔で笑った。

「驚かない奴はいないぞ」


その一言で、工房の空気が少しだけ明るくなる。


「僕たちは……すごい物を作ったんですね」

ルークが、半信半疑のまま口にした。


ゼノは即答した。


「そうです」


迷わない。

そこで曖昧にしたら、職人の手は鈍る。


「皆さんは、まだ世にない物を作りました。

銀貨五枚は高いかもしれません。

でも、それ以上の価値があります」


六人が、少しだけ上を向いた。


自分たちの手で作ったものが、

ただの土産でも、ただの記念品でもないと、

自分たちが何を作ったのか飲み込んだ顔だった。


マギウスが机の前に立ち、ぐるりと周囲を見回した。


「売る前から緊張してる奴が何人かいるな」


ラナがすぐに言い返す。


「してません」


「してる」


「してません」


「声が硬い」


ラナがむっとした顔になる。

その横で、ミアナが小さく吹き出した。


少しだけ空気が緩む。


ゼノは、そのやり取りを見て、ほんの少しだけ肩の力を抜いた。


まだ硬い。

けれど、崩れてはいない。


「慌てないでください」


六人に向かって、ゼノは言った。


「今日やるのは、売ることだけじゃない。

今日の“買った感じ”を作ることです」


ベルクが首を傾げる。

「買った感じ?」


「はい」

ゼノは頷く。


「同じ物でも、雑に渡されたら軽くなる。

でも、ちゃんと受け取ったと思えた物は残ります」


ルークが、はっとした顔をした。

「じゃあ、急いで回すより、ちゃんと流す方が大事ですね」


「そうです」

ゼノは短く答える。


「並ばせるなら、並ばせた意味を作る。

待たせるなら、待った価値を作る。

今日は最初だから、それを覚えて帰ってもらう」


マギウスが笑った。


「相変わらず、そういうの好きだな」


「好きというか、それが残るので」


ロイドが口を挟む。

「値段を見て帰る奴もいるぞ」


「います」


「銀貨五枚は、やっぱり高い」


「高いです」

ゼノはあっさり認めた。

「でも、それでいい」


宿五泊分。

安い買い物じゃない。


だからこそ、舞台の熱が残っていないと客は手を出さない。

逆に言えば――刺されば、買う。


その線だ。

 

《視聴者数:516,882》


〈コメント:販売の話なのにおもろい〉

〈コメント:買った感じを作る、つよい〉

〈コメント:職人側の熱が上がってくの好き〉

 

《ラグゼル:値で売るな。熱で動かせ》

《エモーシア:迷って、それでも欲しくなる時が一番深いのよ》

《リュケオン:今日は面白くなりそうだ》

《フィクサル:ぶれるな、ゼノ》


ゼノは心の中だけで笑った。


『分かってる』


その時だった。


机の上に置かれた共鳴鈴の試作品が、ちり、とかすかに震えた。


誰も触っていない。


六人が一斉にそちらを見る。


次の瞬間、ゼノの視界にだけ、淡い文字が浮かび上がった。


《システム通知》

《工房従事者の功績を確認》

《初回販売および歌響定着への貢献を評価》

《投げ加護の分配を開始します》


ゼノはわずかに目を細める。


来た。


細い光の筋が、六人それぞれへ落ちていく。


《投げ加護:フィクサル → マギウス》

《統制補助:流導把握》

《効果:全体の流れ・停滞・不足箇所の把握精度 上昇》


《投げ加護:エモーシア → ラナ》

《対面補助:安心笑顔》

《効果:客の緊張緩和・購買時の安心感 微上昇》


《投げ加護:エルディア → ミアナ》

《販売補助:説明定着》

《効果:商品説明の抜け漏れ軽減・案内精度 上昇》


《投げ加護:ラグゼル → ベルク》

《販売補助:価値伝達》

《効果:価格に見合う価値の伝達力 微上昇》


《投げ加護:ヴァルシオン(推命の神) → ハイン》

《警備補助:異変察知》

《効果:列の乱れ・不穏行動・詰まりの早期察知》


《投げ加護:リュケオン → ルーク》

《補充補助:軽快巡回》

《効果:補充移動効率 上昇・場の回転補正 微増》


《追加補正》

《工房連携補正:初回販売陣形》

《効果:受け渡し・補充・誘導の噛み合い向上》


〈コメント:加護きたー〉

〈コメント:裏方に投げるの好き〉

〈コメント:これは熱い〉

 

《フィクサル:現場指揮はお前だ、マギウス》

《エモーシア:ラナ、いい顔で売りなさい。客はそれで安心するわ》

《エルディア:ミアナ、言葉を落とすな。初回説明は大事だ》

《ラグゼル:ベルク、値札ではなく価値を通せ》

《ヴァルシオン:ハイン、乱れは先に摘め》

《リュケオン:ルーク、止まるな。場を転がせ》


ゼノは、何も言わない。


ここで表情を変えると、余計な緊張を呼ぶ。


代わりに六人を見る。


まずラナが頬に手を当てた。

「……あれ?」

さっきまでの硬さが、少し抜けている。

 

ミアナも喉元を押さえている。

ベルクは黙ったまま手を握り直した。

 

その横で、ハインの目だけがもう外を走っていた。

「……見やすい」

 

低く呟いたのはマギウスだった。

「流れが、頭に入ってくる」


ゼノは、小さく頷いた。


全員、ちゃんと乗った。


文字は見えていない。

それでも、何かが乗ったのは全員分かっていた。


「どうしました?」

ミアナが不思議そうに聞く。


ゼノは短く答えた。

「いえ。回せそうだと思っただけです」


 ラナが眉を寄せる。

「回せそうって……何がです?」


「今日の売り場です」


 ゼノは六人を順番に見た。

「いけます。今日は回せます」


 マギウスが少しだけ笑う。

「……なんだそれ。急に確信ありげだな」


「あります」

ゼノは迷わず言った。


「マギウスさんは全体を見てください。止まりそうな場所があれば、先に動かす。補充の指示もそのままお願いします」


「ああ」


「ラナさんは前に立ってください。最初に客が安心する顔を作ってください」


ラナが少しだけ戸惑いながらも頷く。

「は、はい」


「ミアナさんは説明役です。どのような物なのかを教えてあげてください」


ミアナが目を瞬かせる。

「……やってみます」


「ベルクさんは値段を怖がらなくていいです。価値を通してください」


ベルクが鼻で笑う。

「はい。自信が出ました」


「ハインさんは列と周りを見てください。変な詰まりや、不自然な動きがあれば先に潰してください」


ハインはすぐに頷いた。

「分かりました」


「ルークさんは止まらないでください。補充と警備、両方を軽く回せます」


「はい!」

ルークの返事が、一番強かった。


六人の顔つきが変わる。


何が起きたのかは分からない。

けれど、体だけはもう動ける気でいた。


それで十分だった。


《視聴者数:528,114》


〈コメント:裏方が覚醒してく〉

〈コメント:この回すごい好き〉

〈コメント:販売始まる前なのに熱い〉

 

《エモーシア:見えてないのに効いてるの、好き》

《ラグゼル:作り手に自覚が乗ると、品はさらに伸びる》

《フィクサル:指揮を切れ、ゼノ》

《リュケオン:いいじゃん、裏まで熱くなってきた》


ルークが、ゆっくり顔を上げる。

「……売れますか、じゃなくて」


その声に、皆が振り向く。


「売らなきゃ、ですね」


一番若いその一言で、空気が決まった。


「……みんなの表情かなり良くなってないか?」

マギウスが低く言う。


ゼノは、心の中だけで笑った。

『そりゃそうだ。お前たちに直接、乗ってるからな』


「気のせいじゃないと思います」

そうだけ言った。


六人の顔つきが変わる。

もう手伝いの顔じゃない。

今日の売り場を背負う顔だった。


 ――


 昼を少し過ぎた頃には、音舞殿の周りに人が増え始めていた。


まだ開場には早い。

それでも今日は、早く来る。


温泉湖の方を歩いていた旅人。

商縁通りで時間を潰していた客。

何度か顔を見ている常連。

そして、ミラベルを見に来たのだと一目で分かる女たち。


音舞殿の前には、まだきっちりした列は出来ていない。

 

だが、なんとなく人が集まり始める、あの感じがある。


ゼノは少し離れた位置から、その流れを見ていた。


誰が早く来たか。

誰が落ち着かないか。

誰が何を見ているか。

誰が、客の顔をしていないか。


その時だった。


ロイドが、少し早足で近づいてくる。

「来たぞ」


ゼノは目線を動かさないまま聞く。

「どっちです?」


「たぶん、両方だ」


ゼノはそこで、ようやく人の流れへ視線を滑らせた。


すぐに分かった。


まず一人。

地味な上着。旅人としては不自然じゃない。

だが、歩き方に無駄がない。

視線は落ち着き、周囲を見ているのに、少しも泳がない。


その少し後ろに、護衛に見えなくもない男が一人。

さらに、目立たない服を着た女が一人。


隠している。

だが、隠し方が慣れている側のそれだ。


「ラウスか」

ゼノが小さく言う。


ロイドが眉を上げた。

「分かるか」


「分かります」


その一団の中心にいる男。


髪も服も目立たない。

なのに、立っているだけで妙に目が引かれる。


客の顔をしている。

だが、客席に入る前からもう、その場に似合いすぎていない。


第一王子レオニスだった。


正体を隠す気はある。

だが、あれで隠れ切ると思っているなら少し甘い。


「本当に来たな」

ロイドが小声で言う。


「来ると思ってました」


「どうする」


「どうもしません」

ゼノは言った。


「客として来るなら、客のままでいい」


そこで終わっていれば、予定通りだった。


だが今日は、もう一人いる。


ゼノの視線が、通りの反対側へ滑る。


男がいた。


年は三十を少し越えたくらい。

整った上着。

指先に薄く残ったインクの汚れ。

楽団か作曲家か、そちら側の人間に見える。


だが気になったのは、目線だった。


客席じゃない。

舞台の奥を見る目だ。


歌姫団でもない。

楽器でもない。


鍵盤の置かれる位置と、そこへ出入りする裏の動線を見ている。


「……あっちも来たか」


ロイドがその視線を追う。

「あれか?」


「多分」


男は音舞殿を見ているようでいて、実際には別の何かを探していた。

そして、その目が一瞬だけ歌舞殿の舞台の方角へ流れる。


ゼノはそこで、確信を一段深めた。


あれはミラベルを見に来た目じゃない。

イグニスを探している目だ。


《視聴者数:544,902》


〈コメント:王子きた〉

〈コメント:もう一人誰だよ〉

〈コメント:イグニス関係者っぽいな〉

〈コメント:急に不穏〉

 

《ヴァルシオン:不確定要素、増加》

《リュケオン:きたきたきた》

《エルディア:過去接続の気配あり》

《フィクサル:面白くなってきたな》


「知り合いか?」

ロイドが聞く。


「いいえ。でも、向こうはイグニスを知ってるかもしれない」


その一言で、ロイドの顔つきが変わる。


「面倒か?」


「まだ分かりません」

ゼノは男を見たまま言う。


「ただ、今日ここへ来た時点で、偶然ではない」


男は客の流れに混ざるように歩き、音舞殿の入口近くで足を止めた。

声はかけない。

だが、ただ待つ客の顔でもない。


何かを確かめに来ている。


ゼノは小さく息を吐いた。


『今日は本当に、混ぜてくるな』


 ――


 開場が近づく。


音舞殿の前には、今度こそきちんとした列が出来始めていた。


押し合いはない。

ざわめきはある。

期待がある。


中に入れば、新曲。

終われば、共鳴鈴。

それを客たちも知っている。


それでも、客が一番見たいのは舞台だ。

そこがまだ崩れていないことに、ゼノは少しだけ安心した。


そこへ、歌舞殿の控え室の方からエレナたちが来た。


まだ衣装の上に軽い外套を重ねている。

本番前だ。


エレナがゼノを見る。


「お客、増えてきましたね」


「増えました」


ミルファが少しだけ声を潜めた。

「なんか……今日はいつもより変な緊張します」


「いつもより大きい日なので」


ナディアが列を見る。

「へえ。もうあれだけいるのか」


リィナは視線を滑らせ、ラウスたちの辺りを一瞬だけ見た。

そして小さく言う。


「普通のお客ではない方が、何人かいますね」

さすがに鋭い。


「います」

ゼノは小さく頷く。


「危険?」

リーシャが聞く。


「今のところは違います」


ゼノは答えた。


「ただ、今日は舞台の外にも、いろいろ混ざってます。

だからこそ、中では歌だけ見てください」


セレスが静かに目を伏せる。

「分かりました」


ミュラが少しだけ尻尾を揺らした。

「新曲、ちゃんと刺さるにゃ?」


 ゼノは短く言った。

「刺さる」


 迷いなく。

 断言で。


「だから、余計なことは気にしなくていい」


その一言で、七人の顔つきが変わる。


エレナが頷く。


「はい」


大丈夫だ。


今日の舞台は、歌だけでは終わらない。

だが、最初に立つべきものは、やはり歌だ。


そこさえずれなければ、崩れない。


《視聴者数:558,003》


〈コメント:刺さる、きた〉

〈コメント:ゼノの断言好き〉

〈コメント:歌で黙らせろ〉


《リュケオン:それでいい》

《エモーシア:先に心を取ってしまいなさい》

《フィクサル:舞台が先だ》


 ――


開場の時刻が来た。


係が声を上げる。

列がゆっくりと動き始める。


客たちが、順番に音舞殿へ吸い込まれていく。

 

ラウスたちも、何事もない顔で流れに乗った。

レオニスも同じだ。


変に目立とうとはしていない。

ちゃんと客として来ている。


それなら、問題ない。


そして、あの怪しい男もまた、少し遅れて入っていく。


客席に入る前、ほんの一瞬だけ舞台の横側を見た。

その視線は、やはり舞台ではなく、舞台裏の誰かを探す目だった。


ゼノは、それを見逃さなかった。


「……来るな」

小さく呟く。


ロイドが聞く。

「何が」


「終わった後です」

ゼノは答えた。

「舞台が終わった後、たぶん動く」


ロイドが顔をしかめる。

「王子の方か、あの男か」


「両方」


ゼノはそう言って、最後の客が入るのを見届けた。


やがて、音舞殿の入口が閉まる。


外のざわめきが、すっと薄くなる。


中ではもう、開演前の空気が張り詰めているはずだ。


ゼノは、閉じられた扉を見た。


客席には、ただの客ではない者たちが混ざっている。


第一王子。

王都の使者。

そして、イグニスの過去を知っているかもしれない男。


それでも、舞台は始まる。


新曲は今日、ここで初めて世に出る。

工房も、歌姫団も、もう引けない。


《視聴者数:571,220》


〈コメント:うわ始まる〉

〈コメント:客席濃すぎるだろ〉

〈コメント:舞台外も気になるのずるい〉

 

《リュケオン:いいな、この開く前の張り》

《エモーシア:誰の胸にも、まだ同じだけ期待がある》

《フィクサル:見せろ、ゼノ》

《ラグゼル:ここからだ》


ゼノは、小さく息を吐いた。


『ああ。ここからだ』


そして、音舞殿の灯りが落ちた。


次回

 第53話 新曲披露――そして、イグニスの過去が客席にいた

 

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