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夢レンタル48

夢レンタル48




じーさんの部屋を出た龍之介は、すぐにあきらに電話をかけ、夕方5時にオアシスで

待ち合わせをすることに。



じーさんはというと、スタンドバイユーをはるか経由じゃなく、一人で観れば

違いが分かるかも?と思い、はるかの仕事が終わるまでの間に観ることにした。

が、今観ると夜寝れなくなると思い、やっぱりやめた。


「 毎日見続けると副作用で、激しい頭痛に襲われるって、ロビンやクララ社の人間は

知っているのだろうか?」

と疑問に思ったじーさんは、この現状を報告するべきか迷っていた。


「実際今、どれぐらいの人が頭痛になっているのだろう?」

「はるか自身は、夢の見過ぎで頭痛になってるって分かってるのだろうか?」

「オアシスの開発者達は、この副作用を知っているのだろうか?」

「知っているとしたら解決方法も知っているのだろうか?」


じーさんは、仕事で日本に来ていることを急に思い出したのだった。

そして、当初の目的を明確に思い出した。

「そうだ、オアシス社の人に会わせてもらわないと!」


そう思うと、ダブルデートなんかしてる場合じゃないんじゃない!


いやいやまてよ~、そもそもダブルデートの目的はなんだったっけ・・・・?



じーさんはどうやら頭がパニックになったらしい。。。




夕方5時


オアシスの前で落ち合った二人は、店内へ。


龍之介

「すごく観て欲しい映画があるんだ。学校の友達に勧められて観たんだけど、

あれは名作だね!だからあきらにも観て欲しくて・・・・」


あきら

「そんなに良い映画なの?何て映画?」


龍之介

「スタンドバイユーって映画!」


あきら

「あっ知ってるそれ!超有名だよね!私まだ見てないんだよね~、見る見る~」



これまた作戦成功!



こうして二人は目的の映画を借り、安アパートに帰って行きました。




パニック状態のじーさんは、はるかの部屋の近くまで来ていた。

どうやら、とりあえず明日のダブルデートには行くつもりのようだ。


はるかの部屋の鍵を持っていないじーさんは、マンションの前で待機中。


15分程立つ頃、100mぐらい向こうで、はるからしい人影がしゃがみこんでいるのが見えた。

じーさんは駆け足で近づくと、あと20mというところで、何事もなかったかのように

立ち上がりニコっと笑顔を作った。


まさかじーさんがいてるとは思ってなかったから、はるかはビックリしたが

それをじーさんには見せなかった。


はるか

「もう来てたのね、ごめんね待たせちゃって!」


ギル

「気にしなくていいよ、連絡を待てずに来た僕が悪いんだから。」


と、二人は手をつないでマンションへと入っていった。




夜8時

ジム、日本到着まであと12時間・・・・・


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