夢レンタル46
夢レンタル46
朝6時。
二人は同時に目が覚めた。
今日という日の第一声を発したのははるかだった。
「おはよう!もう起きてたの?もしかして起こしちゃったかしら。
ゆっくり寝てて」
と、布団から出ようとしたはるかをそっと見送った。
「何かおかしいぞ・・・・スタンドバイユーを今まで見たことないが何かおかしい・・・」
ギルはこの疑問を早く龍之介に伝えたくなった。
はるかが仕事に行くのを見送ってすぐに龍之介に電話をかけた。
昼から学校とのことなので午前中に会うことに。
じーさんはマンションに帰り、龍之介が来るのを待った。
30分後マンションのドアが開くと、勢い良く龍之介がなだれ込んできた。
早く聞きたくてしょうがない様子だ!
「どうだった?」
じーさん
「見れたよ!・・・・でも何かおかしいんだ、映画の中にはるかが出てきたんだ。」
龍之介
「んっ?マジでっ?はるかさんはちゃんと誰かの役になってるの?それともエキストラ的な
感じで出てきたの?」
じーさん
「それが・・・主役なんだ。僕はこの映画を見たのは初めてだけど、はるかは出てないよね。
まさか! 実は女優! ってことはないよね?」
龍之介
「俺もまだ観てないから何とも言えないけど・・・まさか、 ね~」
龍之介
「じゃ今日、スタンドバイユーを借りて観てみるよ、それではるかさんが出てたら
ビックリだけど、出てなくてもビックリだよね!ところで、話を戻すけど
はるかさんの頭痛はきっと始まってるはずなんだ。多分じーさんに気付かれないように
我慢してると思うから、注意して見てて欲しいんだ。」
じーさん
「分かった、注意して見とくよ。」
龍之介
「明日の朝に連絡するよ」
龍之介は学校に向かった。
じーさんが見た夢は、本来の「スタンドバイユー」だったのか?
それともはるかのオリジナル?なのか?
明日の朝、龍之介の連絡で明らかに・・・・・・!!




