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チェスの国  作者: テープコーン
3戦目 黒の領
93/94

3-20

 


「どうするんだ?コレ・・・」



呻くように告げるレオポルトに、それ迄黙って聞いていたカイトが手を上げ発言の許可を求めた。



「・・・あの、良いですか?」


「カイト?」


「なんだ?」


「お二人は、何時もどうやってラトガルド様の相手をされているのですか?」


「どうって・・・」


「普通にラトの出す魔法を相殺させているだけだな」



ソレが何?と言いたげにカイトの質問に答えるレオポルトとノルベルト。


カイトは成程と1人頷くと、視線をラトガルドにへと向けた。



「ラトガルド様は、付与魔法を使えますか?」



静に問うカイトに、ラトガルドは頭に?を浮かべた。



『一応、魔道具とかも作るし、出来る・・・けど・・・』


「あ、申し訳ありません。俺、まだ手話読めなくて」


 

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