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チェスの国  作者: テープコーン
3戦目 黒の領
94/94

3-21

久々の更新。

お待たせでした・・・。

 


「ラトは魔道具作ったりもしてるからな。出来るぞ。今の手話はそう言ってる」



困った顔で聞きなおすカイトに、ラトがチラリと上の兄の顔を見れば、ノルベルトがその意図を汲み取り通訳した。



「そう言えば、そうでしたね・・・あの防御用の魔道具を開発されたのはラトガルド様でした」


「まぁな。で、ソレがどうした?」


「魔力を減らしたいのであれば、お二人との鍛錬の他に、付与魔法を行えばいいのです。というか、毎日一定数の付与魔法をすれば、恐らく今日みたいな測定不能状態は防げるかと・・・お二人や付与魔法でも足りなければ、俺もお相手しますが・・・」


「付与魔法・・・」


「なんてこった。盲点だったぜ・・・ラトの魔力量なら軍備の増強序でに魔力消費も出来て一石二鳥じゃねーか。ってか、コレ使い終わった魔石に魔力補填させる方が使い勝手は良いのか?」


「それでも良いと思います。要するに、ラトガルド様の魔力が大量に消費出来れば良いわけなので、魔石に補填は一番技術が要らなくて楽で、使用済み魔石の量にも寄りますが、大量に使えて良いのではないかと・・・」



カイトからのすごく簡単な解決策に、目から鱗な兄妹達。


何故こんな簡単な解決策を思い浮かばなかったのかと、ノルベルトとレオポルトは頭を抱えた。



*****


 

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