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紅の館  作者: 白黒ブリキ
外れる記憶の鎖
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第十九話 奇襲

お久しぶりです。白黒ブリキです。

第十九話です

ではラストゲームを始めましょうか。

そういいピエロは指を鳴らして消え去った。

彼の訪問により空いたままだった扉を閉め、これからについて話し合いをする。

ふとルイーダスがなにかに気がつく。

「?どうしたんだルイーダス」

「なあディル。あいつ、ピエロは戦う場所と日時を告げていたか?」

「…そういえば」

「ただの言い忘れか、それとも…」

と、その時だった。

突然先ほど閉めた扉が盛大な音を立て破壊された。

その衝撃によって周りの壁も壊れ、土煙が立つ。

クスクス…クスクス…

煙の向こうで笑い声が聞こえる。

「ねえ、ラナ。もう見つけたよ?」

「そうだね、サナ。かくれんぼにはならなかったね」

煙が収まるとそこには15歳くらいの似た顔の男女の双子がいた。

どうやら彼らがピエロのいっていた双子のようだ。

顔には片面だけのピエロのような仮面。

「ねえ、お兄さん達」

「私達と一緒に」

「「遊ばない?」」

双子は影から赤黒い大きな鎌を取り出す。

それを合図に四人の間に緊張がはしる。

ルイーダスも魔法拳銃を取り出す。

が、それをディルが右手で制する。

「ディル?」

「ルイーダス、ここは俺がどうにかする」

ディルの瞳は本気だった。

だが俺も引き下がらない。

「断る」

「ルイーダス!」

「もうお前には何度も守られた。だから今度は俺が戦う番だ」

引き下がる気のないルイーダスをみてディルが折れる。

「はぁ…。わかったよ。けどやばかったらお前を下がらせるからな」

「俺は女か。お前こそ無茶はするなよ」

二人ともニヤリと笑う。

待ちくたびれたのか双子が斬りかかる。

「お話はもういいかな?お兄さん達」

「そうそう。もう待つの疲れたよ」

予想以上の力で二人は軽く後ろに飛ばされる。

そんな俺たちを見て双子はクスクスと笑った。

この物語もあと十話くらいです。

最後までよければよろしくお願いします。


ありがとうございました!

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