第十七話 もう独りは嫌なんだ
お待たせしました!第十七話です
(…やっと思い出した。あの白虎を見た時の違和感。あれはディル、お前だったのか。止めないといけない。あいつを…!)
だんだん映像が薄れる。
そろそろ目を覚ますんだ。
ディル俺はお前を止める。
ーーー…
目を覚ましたルイーダスは部屋を飛び出しディルを探しに行った。
なぜ人々を殺したのか。
そして記憶を封じたのか。
それが聞きたかった。
部屋に行くとあいつはそこにいた。
「ディル」
気まずいのかこっちを見ようとはしない。
「全部、思い出した」
「…そっか。で、俺から離れる?化け物だもんな、俺」
「いや、離れねーよ。だが二つ聞きたいことがある」
少しホッとした顔をするディル。
「聞きたいことは大体わかるさ。でも一応聞いとこうかな」
「一つはなぜ人々を殺したのか。そして二つ目は記憶を封じたか」
「やっぱりそうか。まずは一つ目、これはピエロに言われたんだ」
「ピエロに?」
「そう。あいつは俺の正体を知ってた。ルイーダスにバラされたくなかったら殺せと言われたんだ」
「なんでそこまでして俺に思い出させたくなかったんだよ」
「…俺は怖かったんだ。化け物だと知られてまた一人ぼっちになるのが」
「ディル…」
独りの辛さは俺もよく知ってる。
だから俺はそれ以上何も会えなかった。
コンコン
そんな静寂を破るようにノックが扉から聞こえた。
ありがとうございました!
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