第五話 ボス戦
読んでいただけるとありがたいです。
ボス部屋に入る前にしっかりと準備を行うことにした。
「《ステータス》」
ステータス
名前:内藤幸弥 年齢26
Lv6
HP:15/15 MP:10/10
スキル 剣術Ⅲ 体術Ⅰ 聖魔法Ⅱ 火魔法Ⅱ ボックス 鑑定
SP:0
これが最終ステータスだ。少し心許ない気もするが時間も無いのでこれで挑戦する。
装備の確認を終えて、いざ扉を開く。
中には、モンスターが一匹中央に立っていた。今まで感じたことのない威圧感を放っていた。
ゴブリンを一回り成長させたような体型。おそらくゴブリンの進化体『ホブゴブリン』と言ったところか。
ホブゴブリンは、こちらを見つめるがその場から動こうとしない。動けないのか、それとも動く気が無いのか。分からないが僕はこれ幸いと魔法を繰り出す。
「《ファイヤーボール》」
火の玉がホブゴブリンに炸裂した。しかし、傷1つ付かないようだ。
攻撃を食らったホブゴブリンは、今度はこちらの番だと言うように動き出し一瞬で間合いを詰めてきた。
振り下ろされる剣をなんとか受け止めたが、力の差がありすぎるのか吹っ飛ばされてしまった。僕は、地面を転がり何とか受け身を取ったが、すぐにホブゴブリンは、斬撃を繰り出してきた。
なんとか斬撃を防いでいるが、このままでは、じり貧だ。一か八かの賭けをしなければならない。
僕は、わざと敵の攻撃を食らった。攻撃が当たりホブゴブリンは、一瞬気を緩めた。その隙を逃さす剣を突き出した。
剣は、ホブゴブリンの脇腹を貫いたが、致命傷には至らなかったようだ。
ホブゴブリンは、距離を取った。その間に聖魔法で傷を癒やすが、技量が足りないのか完全に治すことが出来なかった。これでは、左手は使い物にならない。
そんな隙をホブゴブリンが見逃すはずもなく襲いかかってきた。万事休すかと思ったが、ふと頭に考えが浮かんだ。後は、一か八か試すだけ。
ザンッ。
ホブゴブリンの剣を切り飛ばした。賭けはうまくいった。剣に炎を纏わせる事に成功した。おかげで切れ味が上がったようだ。
武器を失ったホブゴブリンなど敵ではない。そのまま責め立てトドメの一撃を食らわした。
ホブゴブリンの図体がよろめき地面に倒れ煙となって消えていった。
俺は、死闘を制し『ホブゴブリン』を撃破した。
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