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鏡合わせのテオミーム? いいえ、断じて違います!  作者: 白月 仄
一 ドッペルゲンガー、現る?!
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 ──放課後。

 ホームルームが終わるやいなや、彩は私の席にやって来て、

「さあ、朝芽さんの“ドッペルゲンガー”の調査再開ですわ!」

 さっそく息巻く。

 ──さて、彩と“自分のドッペルゲンガー”探しするのは、存外にやぶさかではないのだが、

「ごめん、彩。私、今日、家の夕飯の当番なの。ホント、ごめんね」

 と、私は謝る。言っとくけど、ウソじゃないからね!

 手を合わせる私に、彩は、

「そうでしたの。それは致し方ないですわね。分かりましたわ。なにかしらの発見がありましたら、後でメッセージを送りますわ」

「ありがとう、彩。それじゃ、また明日!」

「ええ、また明日ですわ、朝芽さん。お気をつけて。」

 ステレオタイプなお嬢さまキャラのように、怒ったり、ヘソを曲げたりせず、彩は笑って下校する私を見送ってくれた。



 その日の夜。

 お風呂から上がって、部屋に戻ると、スマホに彩からのメッセージが届いていた。

「どれどれ、なにか進展あったかな?」

 画面をタッチして、彩からのメッセージを表示。その内容は、

『朝芽さん、スゴい情報が入手できましたわ。詳細は明日お話ししますので、楽しみにしていてくださいましね♡』

 と、あった。私は『了』と返信すると、スマホをテーブルの上に置いて、机の上に置かれた参考書を手に取った。



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