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 ──さて、速攻で夏休みの宿題を終わらせた私と彩は、何故か咲夜と上村くんの宿題を見ることに。

「なんでじゃい!?」

 夏休み五日目。のある日のこと。夏休み二日目にして宿題を終えた私と彩は、

「くっそ熱いのに、外に出るとか正気の沙汰じゃないわね」

「そうですわね。」

「つうかさ、彩は毎日、私の家に来てるけど、大丈夫?」

 “なにが?”とは問わない。まあ、そうでなくとも、彩の家はいろいろと忙しい。

「ええ、むしろいる方が邪魔になってしまいますわ」

 彩の家は前にも述べた通り、“魔法使い”を派遣する会社。況してや、彩は跡取りではないので、私と同じく宙ぶらりんな状態である。そんなワケで、彩はこうして私の家にもよく来る。

 そんな中、パパから、

「今度、長期の休みが取れてね。よかったら皆で何処かに出掛けようと思うんだ。そこでだ、咲夜くんの夏休みの宿題についてなんだが────」

 と、まあ、依頼された。なので、

「──はいはい、咲夜さんと色さん、よろしいですか?」

 彩が二人の先生になり、私はその補佐。ちなみに、上村くんがいるのは、

「あー、そういえば、咲夜くんのお友達の色くんも呼んだらどうだい? 一応、パパからも色くんのご両親には話を通しておくからさ」

 とのこと。そして、電話したら速攻で、

「はい、お邪魔します!」

 とやって来た。ちなみに、場所は咲夜の部屋だ。私と彩はいまだに段ボールがある咲夜の部屋に入り、咲夜と上村くんが座るテーブルの脇に立つ。

 てなワケで、夏休みの宿題、開始である。


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