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カーんスト99なら強いよね?  作者: チョロォーク
第一章 俺は強いよね?
176/335

弱さを……

皆さま読んでいただきありがとうございます!


ユニーク6000突破致しましたー!! 6000人の方が……1話を読んでくれてるのですね! もっと先も読んでほしいと願う作者……人を選ぶ小説と分かっているので……まぁしょうがない……


と、言う事で、囚人ケイゴは、この先どうなるかは、まだ分かりませんが負けずに戦ってほしいと思ってます! どうぞ!

「お前らは……完全に囚人となった……儀式を他に受けたい奴はいるか? 俺は別に構わないぞ? 聞き分けの悪い奴がどうなるか分かってるもらえた事だろう……」


地面に目を落とし、最初の頃とは別人となったギザナを見ながら言うケイツ。


「「「「「「………」」」」」」


「はい!」


闘花群皆黙る中ケイゴは、手をあげる。


「「「「「「…っ?!」」」」」」


闘花群は、皆が振り返りケイゴを見た。


「……ほう? あれを見て受けたいと言う奴は初めてだが「違います! 返事しただけです!!」……そ、そうか……まぁそうだろうな」


ケイツは、歪んだ笑みでケイゴを見たが、ケイゴの素早い必死の返答により素の顔に戻るケイツだった。


「「「「「「………」」」」」」


(……そっちかよ!)


闘花群は、心の中でツッコンだ。


「…………」


……っぶねーー!! まじぶねーー!! そう言う勘違い1番困るよね?! あんなの見せられて受けたいってどんなM? ホMぐらいだろ受けたいって言う人は……流石にないか……


俺少しMだし……美しい脚に踏まれてみたい……あっ、やばい……まじ踏まれたくなってきた……こうね? 小さい女の子に罵られながら、くっ! って顔で悔しがりながらもこうね?……いや別に、大人の女性も大歓迎だよ? パンツが見えそうで見えない位置でその駆け引き? グリグリと踏まれてさ? もちろん素足で! そう言えば……最近、左手が妙に股間に行くんだよ……エロ本ってないかな……ないか!


ケイゴは、無表情のままその場に立っていた。


「ならもう儀式は終いだ……早速だが、お前らにはギルド襲撃という重罪を犯した……618番はそこに性犯罪が追加となったわけだが、シビュターの俺達は、暇じゃない。


そこで、牢屋にぶち込んで置くだけでは、無駄にタプが管理費として消えていくのはまずいとシビュター創立者、ビュター・シーが考えたのは、職業を囚人とし、奴隷の鎖輪で無力化して仕事をさせるという事だ……」


「奴隷の鎖輪なのかこれ……」


「お前らは、人間じゃねー!! 奴隷でもないのにそんなん許されるわけないだろ!!」


闘花群の1人がそうケイツに言う。


「……人間じゃないか……ふっ♪ そうかそうか、そうかも知れんな〜……だが……


お前らは、人としての行いを破棄した、罪とは理性ある私達人間に課せられた、証明の破棄という事だ……理性の無いモンスターと何か違いがあるのか? お前らに……意思がある分お前らゴミグズの方がタチが悪い」


ケイツは、厳つい顔を更に厳つく恐ろしい顔にして俺らを見ていた。


「…………」


……全くその通りだ……俺は……オークなんだ……


ケイゴは、ギルドで宣言した時、皆から蔑まれ存在を否定された事をギズついた自分の顔を撫で、思い出していた。


「……さぁ仕事だ……そして言っとくが、もしこの各個人に与えられた目標に到達できなかったものは……


……奴隷落ちだ……こちらはタプになるからとても助かるぞ? 私達の糧になれて良かったな♪ ゴミグズ共!」


「……っ?!」






…………………ぷっ♪ ギャハハッ♪ 言うわけないだろうが〜部外者のクソ偽善者になんかよ〜♪



………くっ……



……何だ? 怒ってるのか? 遅えんだよ! 何もかもが遅え! アイツは売ったよ! 邪魔だったからな♪ 今はこの通り……俺の糧となったぜ♪ ギャハハ♪





……スリちゃん……


ケイゴは、1人の少女を想い……顔を落とした。


「奴隷になりたくなきゃ仕事をこなせ!


罪を清算し……私達の糧となれ!


仕事場は選べるぞ? さぁゴミグズ供散れ」


ケイツは、そう言うと身を翻し集会室を出て行った。


「「「「「「………」」」」」」


闘花群は皆、項垂れこれからの未来が闇に包まれている事を痛感した。


「…………」


……はぁ……俺は……このまま……


「…………」


……俺はきっと……すぐ奴隷に落ちるだろう……それは自分の力の弱さで分かる事だ、頭も悪く、性格も気持ち悪くて蔑まれても仕方ない、体力だって無いし、力も太ってる割にあるわけでも無い……無い無い無い何も無い……


「………はい!!」


ケイゴは、ただ1人返事をした。


「……ふっ」


ケイツは、集会室を出て行く所でニヤける。


(……ここで返事を返す奴は……なかなかいないんだがなぁ……618番か)


「…………」


……でもね? 絶望感は無い、だってそんなの……昨日に比べれば軽い……軽すぎる。


門番ちゃんのフィアンセん言……


受付嬢ちゃんから嫌われた……取り返しのつかないくらいに……そして……


スリちゃんを守れなかったこの……性犯罪者の俺……


奴隷? ふっ……俺を奴隷にして何がいい? きっと炭鉱で働く使い捨てになるが落ち……そんなのどこにでもあったし、俺がならない保証はなかったじゃ無いか……今更怖がる必要はない……弱い事は、悪い事ではない……


「……そうですよね……」


……覚悟を決めたんだ、あの日に……







どんな相手からでも守れる、盾士になりたいです!!



……よし! よく言ったわ! それが聞きたかったの



……貴方はその言葉を絶対に忘れない事、そして、守ると決めたのなら、諦める事は辞めなさい……その意思が残っている限り必ずまた……立ち上がれるわ




「…………」


ケイゴは、顔を上げ1人ニヤける。


……覚悟を決めた時……逃げ出す選択肢は捨てる! 俺は……盾士になるんだ……



盾士必須4……盾士になる決意は頑強に


俺はまだ……生きている!!



ケイゴは、弱い……しかし、その弱さに向き合う事を常にせざるを得ない人生で、弱い事に慣れているケイゴは、誰よりも早く立ち上がろうとした……だが、それは今だからこそだ……ケイゴは知らないし知れないだろう……


異世界に来る前のケイゴにそんな事出来るはずもないのだ……今まで起きた全ての出来事が立ち上がる勇気を与えたのだと……


「……特訓すっぽかしてしまい……ごめんなさい……罪を償い、貴方にまた出会えるといいなぁ……」


ケイゴは、皆が項垂れ仕事場に連れていかれてるのを見ながら、自分に出来る事をしようとその素足のままに一歩を踏み出す。


「……必ず……盾士になって貴方を守れるくらい強くなりたい……」


ケイゴは、鎖を鳴らし、胸を張って集会室を出て行った。














「……私を……もう少し盾を使えるようになってから言いなさい」


誰かが呟いた。

囚人になってからケイゴが輝いて見えるのは、どうしてたろう……

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