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②

俺は耳を疑った。

チャンスだと思った。

《カオル》が呑(の)まれ、彼女と幸せの絶頂に達した時、時は来る。

滑稽だwまさか親友がこんな人間だとは思わなかっただろうなw

わざわざ好きでもない人間に媚を売り、信用を得た甲斐があったなぁ。

時が来た。

これで、彼女を自分のものにできる...!


《カオル》の恋人に告げ口してやった…!

やっと俺のものになった…!

それから彼女はなんでも聞いた。

気持ちが良かった…!

素晴らしかった…!

これが幸せなのだと知った…!


彼女が消えた。

《カオル》の遺書を読んだようだ。

面白くない。

《カオル》はもう居ないというのに。

《カオル》はニセモノだというのに。

《カオル》の中の〈ソレ〉はもう居ないというのに。

何故(なぜ)。

何故何故何故何故何故何故。



あぁ、あとちょっとだったのに。

貴方は①と③のどちらを選びますか?

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