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3/3

③

嬉しかった。

《カオル》と同じだった。

最初に会った時から温め続けてきた想いが、やっと実った。

これが幸せなのだと知った。

これから平穏で素敵な日常が待っている!


騙された。

絶望した。

嘘だった。

悲しかった。

《カオル》は《カオル》じゃなかった。私が愛した《カオル》じゃなかった。

でも、ずっとそばにいた。

許せなくなった。

その場で、《カオル》の姿をした〈ソレ〉を、捨てた。

でも、親友に救われた。

なんとなく好きになった。

それからは、親友に尽くした。

幸せだった。

あの人との記憶が薄れるほどに。



辛い。


使い倒してくれて嬉しい。


誰か助けて…!


もっと虐めて…!


こんな事したくない…!


もっと尽くしたい…!


ああああああああああ…!



久々に…《カオル》の部屋へ…来てみた。

今はもう…物置部屋と…化している。

机に…手紙が…あった。

私と…〈ソレ〉に…当てていた。

読んだ。

泣いた。

悲しかった。

私は…《カオル》の姿をした…ナニカを…探した。

どこへ…行っても…見つからなかった。




もう一度…《カオル》の部屋へ…来てみた。

缶箱が…押し入れに…あった。

初めての…《カオル》の誕生日に…渡したお菓子の…箱だった。

中に…手紙が…あった。

私と…《カオル》に…当てていた。

読んだ。

泣いた。

悔しかった。



あぁ、あとちょっとだったのに。

貴方は①と②のどちらを選びますか?

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