叫び
「何してんのしおん?」
あんずが私がしている事に驚いていた。それはそうだろう。普通は考えない行為を私は今している。
「仕方ないの。2人に辛い思いして欲しくないのだから……大人しく寝てて」
私はそう言ってあんずに槍を振ったらキンッと弾く音がした。
「そんな簡単にやられる訳にはいかないよ」
あんずは変身して盾でしおんの攻撃を守っていた。
「もうやめよう、こんな事。こんな事しても誰も幸せにならないよ!」
あんずは私に向かって叫んだ。あんずの目には涙が浮かんでいた。
「誰も幸せにならないから私が1人で頑張るんじゃん!分かってよ!」
「分からないよ!分かる訳無いじゃん!しおんだけ記憶無くすのがおかしいって言ってるの!」
「ふ、2人ともちょっと待っ……」
私達は何も考えずにただ叫んでいた。アロエが慌てながら止めようとしている事にすら気づいていない。
「どうせ無くなる記憶なんだよ!?だったら私だけが戦っても戦わなくてもどっちだっていいじゃん!」
私は叫びながら槍で何度も攻撃するが、あんずは盾で防ぐ。
「だから!それを自分可愛さに見逃す親友がいるのかって言ってんの!」
その叫びと共に盾で返すと、攻撃を跳ね返されて怯んだ私のお腹に蹴りを入れた。
「ぐっ……」
私はお腹を手で押さえて膝をついた。結構ダメージが入りすぐに起き上がる事が出来なかった。
「もういいでしょ。諦めて1人で背追い込むの辞めなよ」
あんずは私がすぐ立てない事に気付き、戦うのを諦めたと思い、私の前に立って手を伸ばした。私はこの時はまだあんずを止める事を諦めていなかった。
「ありがとう……」
そう言ってあんずの手を取った瞬間にあんずを引っ張り、自分の目の前に引いて来て首元に手刀を入れた。
「かはっ……」
あんずはその攻撃が効いたらしく意識を飛ばしてうつ伏せに倒れた。
「ごめんね……。2人が助かる為にはこうするしか無いの」
うつ伏せになったあんずを仰向けに寝させた。
「後はアロエだけ……」
あんずを意識不明にさせ、アロエも意識不明にさせておこうと思ってアロエを探した。あんずを意識不明にさせた時は心を痛めたが、1回意識不明にさせた為に心が壊れたらしく、アロエをあんずと同じ様にさせようとしているが心に来る事は無かった。
「あれ?アロエは?」
周りを見渡してもアロエの姿は見えなかった。
「GUOOOOOOOOO!!」
その時、『イリミネイト』が現れた。
少し間が空きましたが、どうだったでしょうか。私的には段々と展開が熱くなってるので、更新が早く出来そうです!←いや、早く書け
よろしくお願いします!




