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四季  作者: 相模
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3/6

梅雨-1

台風はまだ到達していない。

電車は正常に運行されている。

車内の窓から見えるのは、朝早くから、公園で遊ぶ子供たち。


こんな時間から?

今日は土日だっけ?祝日だっけ?

学校の設立記念日とか?


あっという間に彼らは視界から消え去ってしまう。


あの頃に戻りたいと思っても、時は止まってくれない。

大人になった今、箱につめられ見送られる。

橋を行き交うあの箱を、朝、公園で、友達と眺めることはもうない。


車内をくもらせる息はやけに蒸し暑かった。

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