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断頭地獄ギロチンガール  作者: 結城 からく


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第2話

宇津田、金属バットで愛園に殴りかかる。

愛園、シガーカッターで防御する。

愛園、嬉しそうに笑う。


愛園「力強いねぇ!」

宇津田「お前もなッ!!」


宇津田、金属バットで攻撃する。

それを躱した愛園、宇津田を蹴り飛ばす。


宇津田「うぎゃっ」


吹っ飛んだ宇津田、壁を粉砕して店内のトイレに突っ込む。

破損した水管から水が噴き出す。

宇津田、水浸しのトイレで悪態をつく。


宇津田「ふざけんなよ、クソ……」


立ち上がった宇津田、トイレの割れた鏡を見る。

そこに映る頭部のない自分の姿に驚愕する。


宇津田「えええええええええええええ!?」


宇津田、首の断面をぺたぺたと触る。


宇津田M「頭ない!? さっき斬られたもんな……首がないまま生き返ったのか……自分の顔なんて嫌いだったしラッキーか」

宇津田「でも頭がないのに周りが見える。音も聞こえるし喋れる……変な体だな」


宇津田、不思議に思いながら考察する。

そこに愛園が飛び込んでくる。


愛園「ひゃっふううううううううっ!!」


愛園、宇津田の片手をシガーカッターで切断する。

宇津田、すぐさま反応する。


宇津田「痛えな、この野郎ッ!」


宇津田、愛園を振り払って飛び退く。

すると切断された腕の肉が盛り上がって即座に再生する。

宇津田、嬉しそうに生えたばかりの腕を見る。


宇津田「いいねぇ!」


宇津田、愛園を殴り倒す。

シガーカッターを片手で押さえつけて、一方的に愛園を金属バットで殴る。

愛園、鼻血を噴き出しながら笑う。


愛園「ふふふふふふふふふふふ」

宇津田「あ? 何笑ってん――」


愛園、シガーカッターを分解すると、外した部品の刃で宇津田の足を切断する。

そこから二刀流となり、一瞬で宇津田の四肢を切り落とす。


宇津田「!?」

愛園「えへへ、かわいいねぇ」

宇津田「こいつ……!」


宇津田の四肢が再生して生えてくる。

愛園、すぐさま刃を叩き込んで切断する。

再生した端から手足が切断されて、宇津田は驚き焦る。


宇津田M「再生が間に合わない……!?」

愛園「あはははははははははははは!!」

宇津田「ちくしょう……」


無邪気に笑う愛園、宇津田の胴体も切り刻んでいく。

宇津田、意識が薄れて視界が暗転する。


●廃墟

宇津田、薄暗い廃墟で目覚める。

頭部のある人間の姿に戻っている。


宇津田「ここは……」


宇津田、何重にも巻かれたロープで拘束されている。

宇津田、それに気付いて焦る。


宇津田「な、なんだこれっ!?」

愛園「おはよー。よく寝れた?」


目の前に愛園が座り込んでいる。

宇津田、怒りを見せて叫ぶ。


宇津田「お前ッ!」

愛園「ちょっと動かないでねー」


愛園、宇津田の左手を引き寄せると、薬指をシガーカッターで切断する。

宇津田、苦痛と驚きで狼狽する。


宇津田「!?!?」

愛園「ふふ……これでずっと一緒だね」


愛園、切断した薬指に指輪をはめて蕩けそうな笑みを浮かべる。

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