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「うふふっ・・・これは摸写する甲斐がありそうですねぇ」
シャっ! シャーっっ!!
鉛筆を削る音が俺が座っているところまで聞こえてくる。
ベレー帽をかぶった画家の手元では火花が散っている。
どれほどの摩擦なのだ
そして、はっきり言って、うるさい。
「そこ!手を止めないさい!」
役人が大声で注意をした。
ベレー帽の画家が手を止める。再び静寂に包まれる。
そして一呼吸おくと
「どうもすいませんねぇ、キシシ・・・」
とひきつった笑顔を見せた。
「うふふっ・・・これは摸写する甲斐がありそうですねぇ」
シャっ! シャーっっ!!
鉛筆を削る音が俺が座っているところまで聞こえてくる。
ベレー帽をかぶった画家の手元では火花が散っている。
どれほどの摩擦なのだ
そして、はっきり言って、うるさい。
「そこ!手を止めないさい!」
役人が大声で注意をした。
ベレー帽の画家が手を止める。再び静寂に包まれる。
そして一呼吸おくと
「どうもすいませんねぇ、キシシ・・・」
とひきつった笑顔を見せた。