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あいつらいつのまに⁉︎てか、別れてから妊娠発覚って…どうすんだよ⁉︎そこからはじまる復讐劇⁉︎  作者: 猫の集会


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8/10

気まず

 秀にこれは…

 

 直接対決を挑むべき?

 

 いや、大人しく身を引くべきなのだろう。

 

 やっぱり秀は、美華を選んだってわけか。

 

 美華…喜ぶだろうな。

 

 音声まで録音して、結婚の約束をさせたかったんだもんな。

 

 でも、知佳子ちゃんは…

 

 知佳子ちゃんは、これから大変になるんだろうな。

 

 オレは…

 

 オレは、これからなんにもせずに、二人から結婚の申し出がくるまで、そっと見守るしかないのかな。

 

 美華は、妊婦だし…無駄なストレスを与えるのは、よくないよな。

 

 あ、でもホワイトデーだけは返さないとだ。

 

 それにしても、美華も知佳子ちゃんも毎日休まず学校にきてて、偉いよなぁ。

 

 約一年前から二人は、お母さんになる準備をしていたんだ…。

 

 食べ物の制限につわり…

 

 えっ⁉︎

 

 てことは…

 

 夏祭りに美華と二人で行った時…

 

 つわり大絶賛中だったんじゃね⁉︎

 

 だからか…

 

 ポテトにかき氷にきゅうりにから揚げって、両手が常に大忙しだったもんなぁ。

 

 食べつわりってやつか。

 

 あの時…もう美華は、妊娠わかっていたんだろうな。

 

 一人で耐えていたのか…

 

 どんな気持ちで、オレと祭りにいっていたんだろうな…。

 

 

 月曜日

 

 オレは、朝…美華を見かけた。

 

 でも、声なんかとてもかけれるわけがないんだよなぁ。

 

 …

 

 あっ‼︎

 

 美華がつまずきそうになって、とっさにオレは美華を助けた。

 

「あ、ユウタ…ありがとう。」

「おい、大丈夫かよ。気をつけろって…」

「うん、ありがとう。あ、バレンタインのときは、手伝いに来てくれてありがとうね。おとうさんもおかあさんもありがとうって喜んでた」

「あぁ、うん。むしろ勝手に来てごめん…」

「そんなことないよ?嬉しかったし」

「そ…?なら、よかった。」

 

 …

 

「おっはよーん」

 

 ビクッ

 

 …

 

 この声は…知佳子ちゃん。

 

「「おはよう」」

「ふふ、おはようハモリなんて、仲良しな二人だね」

 知佳子ちゃんは、そう言って笑った。

 

「あ、そういえばさ、秀くんがさ、昨日美味しいって言ってくれてさ、三番目の候補にあげようかな?って言ってくれてさ」

「え、すごいじゃない!」

「うん、嬉しかったなぁ。美華ちゃんのおかげだよ」

「へへ」

 

 美華は、照れているようだった。

 

 てかさ…三番目って?なに⁇

 

「え、知佳子ちゃん…三番目ってどういうこと?」

「三番目は、三番目だよ?なんなら、もう少し早かったら、ぶっちぎりの一位だったかもって言ってくれてさ、これ決定しちゃうかもって、昨日秀くんが言ってくれたのー」

「すごー」

 と、会話する美華と知佳子ちゃん。

 

 え?

 

 ちょいと?

 

「ならさ、二番目もいるってことだよね?」

 オレの質問に二人は、

 もちろんですけど?みたいな顔をしてみてきた。

 

 え…

 

 秀…?

 

 秀って…どんだけの女性に…

 

「その…二番目って…」

「最高だよねー」

「ねー」

 

 …

 

 最高?

 

「え…それは…」

「あー、三人揃っておはよー」

「「おはー」」

 

 秀が後ろからやってきた。

 

「秀…」

「どうしたユウタ、朝からそんな驚いた顔して?」

「おまえさ…色々なんか…」

「なに?どうした?」

「いや…」

 

 …

 

 こんなところで、いうことじゃないな…

 

「あ、ねぇわたしさぁ、今日めっちゃ朝ごはん食べてきてお腹パンパンなんだあ」

 と、知佳子ちゃんがお腹をさすった。

「おお、立派に育ってますなぁ」

 秀がお腹を覗き込む。

 

「でしょーって、そんな立派じゃないし!」

「ごめんて」

「あはは、許す」

 

 …

 

 えと…

 

 思わずチラリと美華のお腹を見てしまったオレ…。

 

「ユウタ…いまわたしのお腹みたでしょ」

「あ…えと…はい。すみません」

「謝らなくてもいいけどさ…そりゃわたしだって、できちゃうし、お腹だってさ…」

「うん。でも、育つのは、いいことだよ」

「え、それってイヤミ?どういうこと?」

「いや、それは…」

 

 …

 

「やば、時間ないよ!走らないと」

 知佳子ちゃんナイスパスです。

 

 ホッ

 

 遅刻ギリギリのおかげで、命拾いです。

 

「あ、でも女子はあんまり走らない方が…」

 オレは、二人の妊娠を心配した。

 

「え、なんで?遅刻よりは、マシだよ!ユウタ早くいくよ」

「うん、でも二人ともほんと気をつけてよ」

「オレは、いいのかよ?転んでも。」

「秀は、むしろ転んだほうがいいぞ?」

「んだよ、それ」

「「あはは」」

 

 美華と知佳子ちゃんが笑った。

 

 二人って…

 

 ライバルなのか、仲間なのか…

 

 オレには、いまいちわからない…ぞ?

 

 なぜ、こんなに普通に仲良くできるのだろう?

 

 そもそも、知佳子ちゃんって…

 

 三番目の人…なの?

 

 秀にとって…一番は、美華で…三番目が知佳子ちゃんで…

 

 二番目ってだれ⁇

 

 えっ⁉︎

 

 だれ⁈

 

 これはもう、秀と話し合う必要がありそうだ。

 

 

 

 

 続く。

 

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