表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/90

ドワーフからの贈り物(地雷)

 白魔族の前に、ドワーフの件をかたずけなければならない事に涼音は気付いた。


「あぁ~、行かないと駄目か。」

「フフフ、そうですね。」


「シャイナは通常運転っと。」


「最高の武器を見せたのに、いったい何を渡してくれるんだろう?」

「解りません。」


「行きたくないなぁ。」

「とりあえず、度数の高いお酒を土産にすれば何とかなるのではないでしょうか?」


「あぁ、ドワーフは酒好きっていうあれかぁ。」

「はい。」


「うぅ、あたしのお小遣い少ないのに。」そう言いながら、涼音は酒屋で度数70のスピリッツを購入した。


 そして、約束通りの時間に境森を潜った。



「おぉ、待っていたぞ。」ドワーフの王子が満面の笑みでそこにいた。


「あぁ、昨日ぶりだね、これお土産。」涼音が酒を手渡しながら言う。


「こ、これは酒か、しかも酒精が高そうな。」


「お小遣叩いたよ。」


「おぉぉ、こちらが礼をする立場なのに、この様な物を頂けるとは。」

「あぁ、気にしなくていいよ、気持ちだから。」


「なんと、感服しました。」


「で、此処に呼んだ理由わけは?」


「はっ! そうだった、これを受け取ってほしい。」そう言いながら、ドワーフの王子が包みを涼音に渡す。


「これは?」

「籠手だ。


「籠手?」


「あぁ、昨日見事な剣を見せてもらったからな、それならば礼として渡せる物だ。」

「へぇ、それじゃ、有難く貰っておくね。」


「それだけか?」

「え?」


「我ら(ドワーフ)の宝具なのだが。」


「え? そんなに重い物なら返すよ。」

「いやいや、返さなくていい、が、我らの宝具でもその反応なのか。」

「あはは。」


「其方の装備を作られているのは、それ程の存在なのだな。」


「あぁ、そうだね、その通りだよ。」涼音は、最上級の5人の詩織を思って言う。


「できれば、其のお方に相ま見えたいものだ。」

「うん、聞いておくよ。」


「本当か?」

「約束する。」


「おぉぉ、是非に、是非に!」

「食いつくね、聞いておくよ。」


「ふふふ、涼音様、歴史に残ることをしていることを気付いていませんね。」シャイナの言葉は涼音には聞こえなかったようだ。


「じゃぁ、これは貰っておくね、ありがとう。」


「おぉ、役に立ててくれ。」ドワーフの王子がサムズアップして言う。


「シャイナ、帰ろう。」

「ふふふ、罪づくりですね。」


「はえ? 何が?」

「ふふふ、何でもありません。」


「?」

「ふふふ、帰りましょう。」

「うん。」


**********


「んで、これを貰って来たと。」詩織が籠手を見ながら言う。


「うん。」


「はぁ、あんた、これを鑑定しなかったの?」詩織が籠手を涼音に渡しながら言う。

「え?」涼音は籠手を受け取って言う。


「鑑定してみなさい。」詩織はそう言ってカウンターにうっぷす。


「え~? 鑑定!」涼音はその籠手を鑑定する。


『ドワーフの守護の籠手、レベル99、ドワーフの王の寵愛を受けた者に対するいかなる攻撃もはね返す。』


「なにこれ、めちゃくちゃ重い!」


「ドワーフの求婚だね。」

「げっ!」


「しー姉、どうしよう。」


「返してきなさい。」

「やっぱり?」

「それが一番、後腐れない。」

「解ったぁ。」


「ふふふ、涼音、お供しましょうか?」

「シャイナ、知ってたね?」


「ふふふ、涼音もご存じだったのかと。」

「教えてよ!」


「あら、『人の恋路を邪魔するものは、馬に蹴られて死んじまえ。』と言うじゃないですか。」

「なんで、エルフに人族の諺が伝わっているのよ!」


「ふふふ、なんででしょうね?」


**********


「って訳で返す。」涼音がドワーフに言う。


「な、なんでだ?」

「重い!」


「なぁ、そんなはずは、我ら(ドワーフ)の技術で重さは感じない筈だが。」


「いや、込められた思いが重い!」


「なんだと。」


「求婚をする代物を貰いたくないよ。」


「え?」ドワーフが困惑する。

「え?」涼音も固まる。


「これを渡すことにそんな意味が?」

「知らないで渡したの?」


「初めて聞いた。」

「と言う訳だから。返すね。」


「あぁ。」


「んじゃね。」


「待ってくれ。」

「なに?」


「それでは、礼が出来ていない。」

「いらない。」


「え?」


「もう良いから、気にしないで。」

「そんな訳には。」


「んじゃね。」そう言いながら、涼音は全力でその場から逃げた。

 驚くことに、シャイナがその速さについてきた。


「ほぇ~。」涼音は、シャイナの身体能力に驚愕した。


更新の間隔が酷いことに。。

ごめんなさい、頑張ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ