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エルフ来校

「初級、森に入る為には。」に一票。

「あぁ、それで良いんじゃね。」

「その為のアイテムを売る。」

「良いんじゃない?」

「んじゃ、そうしよう。」文化祭の出し物が、色々な事をまとめて決まった。


「森に入る為のアイテムって?」桃花が聞く。

「一番簡単なのが、エルフの護符。」涼音が言う。

「はぁ、なにそのムリゲー。」誰かが言う。


「いや、理沙姉から許可をもらってる。」

「え?」

「ここに来てもらった。」

「はぁ?」


「皆、紹介するね、エルフの王女シャイナ。」

 其の存在が、ドアを開けて入ってきた。


「皆さま、ごきげんよう。」シャイナがスカートの裾を摘まんで礼をする。


「ええええ?」

「初めまして、皆さま、エルフのシャイナと申します、良しなに。」


「は?」クラスメートが固まった。


「涼音、良いの?」

「さっきも言ったけど、理沙姉から許可をもらってる。」


「エルフの存在を明かして良いんだ?」

「守の王の存在も明かしてるじゃん。」

「いや、そうだけど。」


「そう言えば、どこからも取材の申し込み来ないね。」

「それは理沙姉の権力ちからだね、」


「おおお、夢じゃなかった。」

「本当にいたんだ。」

「マジかぁ。」

「あぁ、感動だ。」

「エルフの人? 本当に?」

「声をかけても良いんだろうか?」


「あんたら、エルフの護符の作り方を学べ!」


「あぁ、そうだった。」

「必要な材料は?」


「はい、始森にも生えている龍のひげと、森の草に溜まる雫です。」

「はぁ。」

「日が出る前に、森の中で採取できる物です。」シャイナが言う。


「これが、現物です。」シャイナが取り出す。


「私が以前貰った物ですか?」

「はい、そうです。」


(そう言えば、桃花がそれをあげた幼馴染の話を聞かないね、地雷だろうから聞かないけど。)


「そう言えば、どなたかに差し上げるとか?」

(シャイナ~!)


「えへへ、見事合格したよ。」

(合格? 何にと聞いちゃダメなんだろうか?)

「おや? お役に立ったのですか?」


「見事に合格したので、そうではないでしょうか?」、

「それは良かった。」


(シャイナ、神対応。)

「何に合格したのですか?」

(シャイナ~。)


「森の識者試験に合格しました。」

「おや、それはそれは」

(あぁ、森の階層ごとの能力(力)を研究する仕事かぁ。)


「良かったですね。」シャイナが微笑む。


「ぐはぁ。」

「はうぅう。」

「へぐぅ。」その微笑で、クラスの数人、いや、殆どが撃沈した。


「おや、皆さま?」シャイナが声をかける。


「おれ、シャイナさんを一生守ります。」

「俺も。」

「私も。」

「え~っと、何からですか?」シャイナが訪ねる。

「シャイナさんに、仇名す存在から。」

「なんだよ其れ?」涼音が突っ込む。

「シャイナに仇名す存在って、あたし達に仇名す存在だよ。」


「そんなのを、あたしが見逃す訳ないじゃん。」


「え? 涼音?」

「桃花に害する者を、あたしが桃花に近づけるわけないじゃん。」

「涼音?」

「大丈夫、桃花はあたしが守る。」

「ありがたいけど、私に一生彼氏が出来ない気がしたよ。」

「ははは、まさかぁ。」


「涼音、私一生独身は嫌だよ。」

「ドンマイ。」


「って、シャイナの保護がいつの間にか私の保護にすり替わってるよ。」

「ちっ。」


「涼音、ちょっと此処に来て話そうか。」

「何の事かなぁ?」

「そう。」

「え? 桃花?」

「私、涼音の友達止めようかなぁ。」


「ぐはぁ。」

「私に、必要以上の干渉するのやめて。」

「はい。」

「本当に解ってる?」

「はい、仰せのままに。」


「もし、干渉してるのが解ったら。」

「解ったら?」

「絶交するからね。」


「ぐはぁぁぁあぁ。」涼音はクリティカルヒットのダメージを受けた。

 涼音は力尽きた。


「いや、死なないし。」


「ちっ。」

「今舌打ちした奴は誰だ~?」涼音の叫びが空しく響いた。



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